なんとかして、一度は観たかったアーティスト。
フェラ・クティ(Fela Anikulapo Kuti)。
http://www.youtube.com/watch?v=p-SQH94Pifc&feature=fvw
http://www.youtube.com/watch?v=BPIZBcb6hQI&feature=related
総勢だと100名近くになると言われていた
フェラ&エジプト80。
NYまで行けば観れていたかも・・・
「アフロ・ビート」というカテゴリーを
作った人ですが、そんなこと関係ないです。
波のように押し寄せるグルーブ感。
白、黒関係ない極上のサウンド。
このグルーブ感、今のFRICTIONと
同じかも。
1970年当時、政治的メッセージも
より強く歌われるようになり
最後まで体制と戦い続けたフェラ
(当然フェラの武器は音楽)。
そんな中で生まれた傑作アルバム
『ZOMBIE』(1976年)
FELA and AFRIKA 70 『ZOMBIE』1976年
アートワーク、最初見たときは鳥肌が立ちました。
実際、ナイジェリア軍と戦い続けたことを
題材とし、軍のことを「ゾンビ」と歌った
本作品のパワーは圧巻。
1997年死亡。
彼のことをさらに詳しく知りたい人は
写真家の板垣真理子氏の以下の本が詳しい。
『武器なき祈り―フェラ・クティ、アフロ・ビートという名の闘い』
2004年 三五館 ISBN 4883203115
*フェラ亡き後を息子のフェミがどこまで
継承出来るか今後が楽しみです。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's