レビュー

考えるのではない。感じるのだとあのヒトは言った。

MOVIE

『マイケル・ジャクソン スリラー PV(プロモ・ビデオ)』

『マイケル・ジャクソン スリラー PV(プロモ・ビデオ)』
1982年 ジョン・ランディス監督

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やはりこの作品は
僕の中でさけては通れない大事な作品です。
マイケルの追悼の意味も込めて取り上げておきます。

先の映画評でも書きましたが1970年代後半から80年代は、
ホラー、SF(サイエンス・フィクションもスペース・ファンタジーも含む)
にどっぷり。とにかく凄い歴史的名作がめじろおしでした。

1977年 『未知との遭遇』スティーブン・スピルバーグ監督
1978年 『スター・ウォーズ』日本公開 ジョージ・ルーカス監督
1979年 『ALIEN』リドリー・スコット監督
1979年 『マッド・マックス』ジョージ・ミラー監督
1980年 『13日の金曜日 1』ショーン・S・カニンガム監督 NO,3が3D!
1981年 『マッド・マックス2』ジョージ・ミラー監督
1981年 『狼男アメリカン』ジョン・ランディス監督
1982年 『ブレード・ランナー』リドリー・スコット監督
1982年 『遊星からの物体X』ジョン・カーペンター監督
1982年 『マイケル・ジャクソン スリラー PV(プロモ・ビデオ)』
ジョン・ランディス監督
1982年 『ET』スティーブン・スピルバーグ監督

どうです!毎日が楽しくないわけがありません。
この頃はA級、B級、C級・・とにかく鑑賞しました。

上記の映画年表を見て頂ければわかりますが
この時期はホラー、SFがみごと表舞台へ出て来ました。

マイケルに戻ります。
彼も根っからのホラーマニアで
『狼男アメリカン』(それにしてもダサイ邦題)が
大のお気に入り。そこで『スリラー』のプロモ作成の
白羽の矢がランディスに。
そして『ゾンビ』(ジョージ・A・ロメオ監督)と
ランディス自身の作品『狼男アメリカン』との合体という
ストーリーが生まれたわけです。
総制作費4億円以上。もう、ちょっとした映画ですね。

ちなみに上のパーッケージ写真はLDですが
当時僕が購入したのは苦労してアメリカより取り寄せたVHS。
スミヤで4000円くらいしました。
もう、ちょっとした映画ですね。

このPVの大成功でマイケルの地位は不動のものに
なったのであります。
(マイケルもマドンナも時代の気分を読み取るの本当うまいです)

次回はその名作『狼男アメリカン』です。

10. 03.22 MON
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's