ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

hitaka@desk今日見た広告

今日見た広告:レオナルド・ディカプリオ:インセプション

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「ダークナイト」に続くクリストファー・ノーラン監督作品。
インセプション
http://wwws.warnerbros.co.jp/inception/mainsite/
主演:レオナルド・ディカプリオ 
渡辺 謙も共演しています。

みんな、あっち向いていても、いいんです。
ディカプリオがこっち見てなくても、いいんです。

クリストファー・ノーランですからね。

これは、見なければ・・・と思わせるに十分なんです。

http://bit.ly/aNppFV

↑こっちの広告のほうがおもしろいですけどね。

2010/07/07/hitakane@desk

hitaka@desk今日見た広告

今日見た広告:新垣結衣:東京メトロ

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行動は目的が支配する。
とすると、この広告の目的は何か。

広告は商品を紹介するものだとすると、
この広告、「地下鉄」の「商品」はいったい何か。
というようなことを考えさせてくれる、いい例ですね。
ユーザーはなにを目的に地下鉄の乗るか。
商品はチケットではなく、商品は乗り心地ではなく、
商品は電車ではなく、商品は移動ではなく、商品は風景ではなく・・・。
地下鉄の商品はユーザーにとって「目的地」なのではなかろうか。
という仮説にもとづいた表現です。きっと。

地下鉄に乗って、そこに行ってみよう。
地下鉄に乗れば、そこに行ける。

普通の女の子として登場していた宮崎あおいから
さらに普通度をましてガッキーこと新垣結衣に
いつのまにかキャラクターが変わりました。

初期の頃はむりくり東京メトロのサインが見えているような
ロケーションでのビジュアル作りをしていましたが、
今の表現のほうがずっとスキですね。

2010/07/06/hitakane@desk

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今日見た広告:藤原紀香:ミスパリ

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股下90cm。
寝る時は脚を取り外して寝ています。
って言ってましたっけ。
サイボーグか!って突っ込むわけですが、
ホント、サイボーグのようなプロポーションでした。

企画の説明をするために目の前に座った時に、
緊張するわ、眼のやり場に困るわで、
心拍数は上がるし、口は渇くし、アタマに血は上るしで、
思わず「ゴクリ」と固唾をのむわけです。
周りの仲間に「生唾飲んでるんじゃねぇー」と
冷やかされるわけです。

あんなん、胸の開いたドレスあかんわー。反則やわー。

10年ほど前の話です。
ご健在でなによりです。紀香ねえさん。

2010/06/29/hitakane@desk

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今日見た広告:福山雅治:アサヒスーパードライ

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広告は刺激を与えるのが目的です。
刺激とは差異のことです。
新しさの違い。美しさの違い。おいしさの違い。
価格の違い。重さの違い。便利さの違い。存在感の違い・・・。

製品やブランドは差別化合戦をくりひろげます、
各企業はしのぎを削って製品開発をし、
欠点をなくす努力をしますので、
やがてその差は生まれにくくなってきます。
製品に違いが見出せなくなり、
ついに製品にNEWSがないのに
広告だけはしなくてはいけない。
などという状況があらわてきます。

さて広告だけが差異を出す唯一の方法だ。
などとなると、広告に負わされた責務は重大です。
体力のある企業は
まず、男性篇と女性篇を作ったりします。
ビールの場合はイメージ篇と品質篇なども作ったりします。
で、BIG ARTSTの登場です。
出演者然り、使用楽曲然りです。
違いを見せる方法論をタレントに頼るわけです。
体力がなくてはできない仕事です。
そしてここで言う体力とは財力を指します。
制作費にも媒体費にも莫大なコストがかかってくるわけです。

ドライはナンバーワンブランドを維持するために、
なにもかも、一番でなければ気がすみません。
そんな使命を受けて、
いま、登場させるタレントでナンバーワンは・・・。
福山雅治ぜよ。
と、なったわけですね、きっと。

2010/06/21/hitakane@desk

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今日見た広告:ヒュージャックマン:アサヒスーパードライ

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四半世紀前までは、ビールといえば、「キリンラガー」でした。
およそ60%を超えるシェアでしたから、まさにお化けブランドです。
もちろん、発泡酒などというものはまだこの世にありません。
一方アサヒは息も絶え絶えの企業状態。
そして起死回生とはまさにこのこと。
スーパードライの出現で、
会社ごと立ち直ったといういきさつがあります。

DRY=辛口・・・
今でこそ疑問にも何にも思いませんが、
当時は「辛口」という価値は日本酒だけのものでしたから、
すんなり受け入れられたわけではありませんでしたね。
ビールといえば黄金色、ラガー といえば赤・・・
ところがDRYの打ち出したキーカラーは「シルバー」でした。
銀という色にも、既成概念に縛られた身には当然違和感がありました。
食品・飲料として、口に入れるものとして、パッケージの配色として
生理的に選択される色ではありませんでしたから・・・
すべてが、逆転の発想です。一か八かの挑戦は大当たりでした。
「シルバー」はやがて完璧な工業製品の象徴にとらえられ、
「シルバー」はよく冷えた液体の演出に一役買うようになりました。
オセロのコマがひっくり返るように、世の中が変わっていったわけです。

プロジェクトXか!
まだまだ、語れまっせぇー。

2010/06/18/hitakane@desk