ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

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MUJI CAMP:津南:2019

今年は山に入らないのかなぁ・・・
なんて思っていた2019年の初秋。
隊長からキャンプのお誘いが入り、
すかさずの参加表明。
しかし、人生色々である。
その後まず9月の終わりに草バスケしてて体当たりにあって
肋骨がポキッとやられる。左No9肋骨が折れ、
No10肋骨には2本のヒビが入った。
肋骨を折った過去の経験から一ヶ月もあれば痛みも消え、
大方治癒されるかと思うが、どれほどの負荷があるのか、
10キロのリュックを背負ってどれほどの行程を行き来するのか・・・
一応隊長に確認をしてから参加の手を上げた。
隊長いわく
「重い荷物はありませんし、リュックを担いで歩いたりしません」
とのこと。
参加できる喜びの一方で、謎も深まる。

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そして人生色々である。
出発前日の土曜日の夕方に実家のお袋から珍しくデンワがあり、
長らく入院している親父の血圧がぐぐぐぐっと下がったとのコトである。
おまえさんは休みの間は仕事かい?と聞かれたが
明日から新潟にキャンプに行くんだぁとは言えずに、
電話はたぶんつながるから何かあったら連絡くれと言って電話を切った。
大変だ大変だと騒げば嫁はすかさず
こんなときに山になんか遊びに行ってる場合か!?と
間髪をいれずに言ってくるだろうし、
かといって家にいても何もできずにすることも無く
ただ悶々と時間が過ぎるのを待つだけだ・・・。
山に行きたいのは正直な気持ちだしなぁと
多少悩みながら、多少やきもきしながら眠りにつく。
朝の四時に目覚ましをかけ、
いちいちケータイに着信が無いかを確認し、
まとめた荷物を持って始発に乗る。
待ち合わせの6時に新橋に到着。
おなじみのパイセン隊員の白いインプレッサに乗り込む。
曙橋でJonny隊員をピックアップし、次いで荷物の多い浜隊員をピックアップし
さてさてと高速で上越に向かう。

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インプレッサに男4人の道中・・・。
パイセン隊員の新車に買い換える話や中国のバブルがはじける話や
次々と建つ都内のビルの話やめちゃめちゃ強い格闘家兄弟の話や
もう一方の隊長号の動向などを話しながら、車はすいすいと順調に進み、
何度かトイレ休憩にパーキングに寄ったりした後、
湯沢のインターで高速を降りる。(9:30)

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途中のサービスエリアなんかで合流すると思いきや、
隊長号は東北道周りでということで、
キャンプ食料調達のスーパーで合流しようということになる。

いやぁ、久しぶりだね。めぐり合えたね。ここまで来たね。(9:35)

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さ、買い物買い物。
今晩焼くもの、煮るもの、飲むもの・・・
明日朝焼くもの、食べるもの・・・。
飲みたいもの言ってくださいね。食べたいもの言ってくださいね。
と言われるものの、買いすぎを危惧してお任せの姿勢。
結局いつものようによきにはからってもらうパターンである。

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会計を済ませて、それぞれの車に振り分けて積み込んでと。

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キャンプ場に行く前に腹ごなし。とのこと。

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皆そばを食べたり、炊き込みおにぎりを食べたり
トッピングにと別の店でてんぷらを買ってのせたり・・・
Jonny隊員はひとりうどんをチョイスしてちょっと出てくるのが遅れたり・・。

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火焔型縄文土器を見つけたりしたドライブイン。

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あれ、隊長は。
今ちょっと大事な用事まち。

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さて、ここからはキャンプ場まであとわずか。

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無印の津南キャンプ場に到着(12:20)

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13時からテン場に入れるということなので、
それまでの間に手続きやら借り物やら買い物やら・・・
雨が来そうなのででかいタープやら人数分のテーブルやらイスやらをレンタルし、
広葉樹の薪やらを何束か購入する。

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まだもう少し時間があるので、
裏山を散策。
散歩ともいえないほど、ほんのちょっと。

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テン場まで車で乗り付ける。
ホント楽チン。
荷物を降ろしてもう1台の車でレンタルしたギアや薪をMUJI事務所に取りに行く。
残ったメンツで先にぼちぼちと準備。

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1人用のテント。2人用のテント。さまざま。
わずか5分程度で組み上げた浜ちゃん。隊長のテントの設営を手伝う。

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8人、6張りのテントと真ん中に大型のタープ。
これ、借りて大正解でしたね。
自分は2年ぶりか3年ぶりのテント。
設営の手順を思い出しながら、時間に追いかけられずに
楽しみながら組み上げる。

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津南キャンプ場最終日のイベント。
MUJIキャンプ場から牛鍋と日本酒の振る舞い酒。(16:00)
隊長嫁の後頭部に2Lの空のペットボトル。

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黒毛和牛。うまいね。地酒、どぶろく、うまいね。
メガネ隊員が酒を回してくれる。
酒飲みたちの魂に火がともる。

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さて、焼きますか、炊きますか。

炎と星空はカメラマンにとっては立ち向かわなければならないモチーフ。

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もう、飲んじゃう?
飲んじゃおっか?
え、もう、飲んじゃってるのぉ?

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寒さしのぎにも、おいしい焼肉にも
炭火をしっかり熾すのです。

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キャンプの魂。火を絶やしてはいけない。
ここで芋を焼くのです。ここでスープを煮るのです。

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焼き芋おいしいよ。
焼き芋おいしいね。

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ビールを飲み、日本酒を飲み、ワインを飲み、ウイスキーを飲む。
牛肉を焼き、豚肉を焼き、鶏肉を焼く。ソーセージを焼き、塩辛を食べ、
サツマイモを焼き、ジャガイモを焼き、
白菜と豚肉ときくらげときのこのスープを作り、
エイひれを焼き、そうして夜はふけ、焚き火を囲みながら酒を飲み、星を眺め、
一人が眠り、また一人が眠り、最後の3人になるころは24時を過ぎ、
ぼちぼち眠りますかとそれぞれが自分のテントに消え、
寝袋にカラダを滑り込ませる。

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テントをたたく強い雨と尿意で目を覚ます。たっぷりと体に入ったアルコールと
うすぼんやりした脳みそと激しい雨。テントの中で用を足すわけにもいかず、
よっこらせと寝袋から抜け出し、テントから這い出るようにして雨に打たれながら
外でコトを済ます。時計を見れば3時半。外は暗いし雨は強いし、
再び寝袋にカラダを滑り込ませて2度目の就寝。

7時。雨は小降りになるも
たっぷり飲んだアルコールは再び尿意になって体を起こす。
むっくりと外に出て、祭りの後のテーブルで一人湯を沸かし、
モーニングインスタントカフェオレを飲む。
降ったりやんだりの雨の中のテントの中で、もぞもぞと気配がし、声が聞こえ、
一人また一人とテントから隊員たちがおきだしてくる。

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いやぁ雨だね。なんてね。
いやぁ飲んだね。なんてね。
コーヒーでも飲みますかね。なんてね。
チェックアウト何時だったっけ。なんてね。
ミルをガリガリと挽きながらバーナーに火をつけながら、
ソーセージを切りながら、それぞれの頭とカラダを起こしていく。

隊長は計画どおりサンドイッチメーカーでホットサンド作りに取り掛かる。
バターを塗ってね。ハムとチーズをはさんでね。
バーナーでチリチリと両面をこんがりと狐色になるまで焼くのです。

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浜隊員はスープ作り。
とにかくこの大きな人2人がよく動くのです。よく働くのです。

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次いで隊長は卵焼き作り。
1ダースの卵を2つに分けて・・・。

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卵焼きを撮るJonnyを撮る。の図
この写真の中にのちに行方不明になる黄色いマグカップがありますな。

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コーヒーを飲んで、ソーセージを焼いて、スープを飲んで、
焼きたてのホットサンドを食べて、卵焼き食べて、緑茶を飲んで・・・。
ホテルの朝食みたいね。

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雨やまないね。
雨やむって言ってたのにね。
これ、今日はこんな調子で降ったりやんだりだね。
チェックアウト何時だっけ。12時だっけ。
でもレンタル品返すのは11時半だって。
でももう最終日だから次のお客さん来ないんだけどね。

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さて、ぼちぼち撤収しますかね。
レンタル品を返す班と残って片付ける班とに分かれて。
晴れてればね、テントひっくり返して底を乾かしたりするんだけどね。
雨の中の撤収にもコツや手順があって。
そういえば以前土砂振りの中でテント撤収したこともあったなぁ。
なんて思い出しながら、家に帰ってからの片付けや手入れのことなんかを
ちょっと考えながらテントをしまう。

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しまうものしまって、返すもの返して、MUJIキャンプ場を後にする。(11:30)

山の次は温泉です。
温泉に入るために山に来るのです。
今回は汗をかいてませんけど温泉に入るのです。
ちょっとぬるめの、ちょっとしょっぱい竜神の館の竜神の湯。
露天風呂でパイセン隊員の明日からのパラオの旅の話しをしたり、
湯上りの無料休憩場で見知らぬおばさんのごろ寝の後ろでジュース飲んだりしてね。

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さて、風呂に入ったら飯だね。昼飯だね。
上越に来たなら蕎麦だね。蕎麦なの?
ここがおいしいらしいよ。開いててよかったね。
ランチ時間最後に滑り込みセーフ。

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へぎ蕎麦。
大盛りの人、普通盛りの人、それぞれ頼むも板に一緒盛りでやってくる。
それぞれのおなか具合で食べ進みます。大人の対応。
てんぷらも美味。蕎麦湯も濃厚。評価高し!(特にメガネ隊員妻の感激度高し)

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いやぁ、おいしかったね。
ここでお別れだね。
パイセンパラオ気をつけてね。
また、年末にね。年越し蕎麦どうする?
晴れてきたね。
じゃぁね気をつけてね。またね。

2台の車がそれぞれの高速道に向けて出発する。

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飯も食べたし、キャンプ堪能したし、
来るときよりも静かな車内。

3連休の最終日、混むかなぁ。混むだろうな。
ま、しょうがないね。なんて言いながら時折サービスエリアによりながら帰る。

山に来た証拠にお土産購入。

知り合いじゃなければ、関わってはいけない後姿の二人。
よかった知り合いで。

ドライバー、パイセン隊員から浜隊員に交替で再びGO。

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2度目のサービスエリア、三芳。(7:00)
渋滞はあったけど、ぴたっと止まって動かない。なんてことは無く
まずまず、順調に来ましたね。

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無事東京に入り、帰りのルートを確認しながら
行きのピックアップを逆になぞるカタチでそれぞれを送り届ける。
曙橋で浜隊員とJonny隊員下車。
その後新橋まで送ってもらってパイセン隊員とインプレッサ号と別れる。
ジャガイモをありがとう。パラオ楽しんできてね。

新橋から電車。
いつものように山の帰りはグリーン車。
いつもと違うのは、昨日の痛飲を鑑みて今日に限ってはジュースで回復。
小腹がすいたので、ワッフルとミックスナッツ&ドライフルーツ。

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新潟おみやげ。
いつもは日本酒を買うけど、今回はパイセン隊員のジャガイモがあるので
重さ調節で軽いせんべいをチョイス。

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いつもであれば山に入ればケータイなんかに目もくれないが
今回はつねにポケットにケータイが入っていて時々チェック。
結局連休中には連絡が入りませんでした。

親父が静かに息を引き取ったのは、連休があけた5日の午後。
血圧が下がってから3日間、自分をキャンプで楽しませてくれるために
最後にちょっとがんばってくれたんだね。

ありがとう。親父。
ありがとう。山の仲間たち。

山行記録

・2013/09/22 北アルプス 五竜岳   2814m
・2013/10/13 北アルプス 槍が岳   3180m
・2014/03/16 赤城山(ツボ足)
・2014/09/06 北アルプス 蝶が岳   2677m
・2014/09/20 北アルプス 烏帽子岳  2066m
・2014/09/21 北アルプス 野口五郎岳 2814m
・2014/09/21 北アルプス 水晶岳   2986m
・2014/09/22 北アルプス 鷲羽岳   2924m
・2014/09/22 北アルプス 三俣蓮華岳 2841m
・2014/09/22 北アルプス 双六岳   2814m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 赤岳    2899m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 横岳    2829m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 硫黄岳   2760m
・2015/02/07 雲竜渓谷(氷柱)
・2015/08/29 中央アルプス 木曽駒が岳 2956m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 東天狗岳  2645m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 西天狗岳  2646m
・2016/02/06 阿寺山(スノーシュー)
・2016/07/10 北アルプス 燕岳    2763m
・2016/09/10 妙高戸隠連山 妙高山  2454m
・2016/09/11 妙高戸隠連山 火打山  2462m
・2017/07/02 南アルプス 北岳(肩の小屋)3000m
・2017/07/30 北アルプス 大天井岳  2922m
・2017/07/30 北アルプス 常念岳   2857m
・2018/07/29 八海山 八ッ峰   1720m
・2019/11/03 津南 MUJIキャンプ場(標高903m山伏山に隣接)

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台風一過:八海山:2018

7月の初めに予定していた蝶が岳ー常念岳は台風でお流れになった。
今回の7月後半の奥穂高チャレンジの序章でもあったが、
また再びの台風襲来である。
反時計回りのかつてないコースどりの台風である。
警戒を呼び掛けるテレビのニュースがひっきりなしに流れる。
中止か!?
というような、微妙な難しい判断の山行であったが、
大陸側の高気圧の勢力に押されて、台風の北上がおさえられ、
南側のコース取りをして東から西へと移動。
前泊しながら、直前に登る山を決めましょう。ということになった。

金曜日にバタバタと予定を決め、
土曜日の15時に赤羽で隊長と待ち合わせ。
南魚沼の宿で副隊長と合流のアラフィフ男3人衆の旅である。

アラフォーのJ隊長はどうしたか・・・
朝イチのぎっくり腰アクシデントで断念というニュース。
この神様の仕業は、はたして幸なのか不幸なのか・・・。

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こんな台風の中でかけるモノ好きは少なく。
スイスイのドライブであっという間の新潟入り。
隊長、帰りのおみやげの小玉スイカ買う。

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コーヒーでも買いにコンビニへ。
虹は吉兆のしるしなのかい!?

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前泊、素泊まりの名月荘。
副隊長と合流。挨拶。
気のいいおかみさんの対応。
晩飯は近所の食堂へ送迎。
盛り上がって生ビール3杯。

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あれこれと山談義。
装備について、コースについて、天気について・・・。
写真は、副隊長のドローン。あした、飛ばせるか?
11時消灯。
例によって、寝不足であっても寝付きは悪い。

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4時起床。
まったく同じ構図。
苗場山は雲の中ですね。
八海山にしましょう。

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天気予報の精度も日進月歩である。

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宿を後にし、移動。
ゴンドラの始発は8時。

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往復チケットを買うか、片道か。
片道で迂回ルートだとすると、
車両を下に降ろしておかなければならないと、
隊長、副隊長、走る。
この判断、結果オーライ!

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一本遅らせて、8:20発
ゴンドラに乗って700mほど上がる。

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アーやっぱり、苗場方面は雲の中ですねぇ・・・。

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八海山は霊山。
デカイ鳥居がドーン。

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さ、出発。
8:30

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八海山の神様、どうか無事に登山できますように。

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スタートはね、こうしていつもおだやかにね。

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4合目。8:40
八海山はこういう表示です。

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4合半。大倉口分岐。8:50

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さらにわしわしと男三人進んでいきます。

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5号目通過。9:05

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いい天気。眺めがよくなってきました。
台風で中止しなくてよかったね。
の一枚です。

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さて、高度も上がってきて、難所もやってきます。

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6合目、女人堂。9:25

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ここで、小休止。
水を汲み損ねたので、グミで栄養補給。

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5分の小休止で、再出発。9:30

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霊山。八海山。ホラ貝ぶら下げた修行のおとうさんとすれ違う。

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水場。
やばいやばい。
ちょろちょろと細い流れから、なんとか500mlほど水を汲む。
これは、反省やなぁ・・・。

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7合目通過。
10:00

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看板にでもこう言ってもらうと、多少気が収まります。

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急登のクサリ場を登り切って、
なるほど、見はらし良し。

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薬師岳。1654m
10:15

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さらに、前へ前へと歩みを進めます。

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千本槍小屋到着。10:20
ペットボトルの水を500ml購入。500円なり。
避けられた出費。

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小休止。
行動食。固めたナッツをかじる。背景の看板には
「ここから先、上級者コース」とある。
そんな想定も覚悟もここではできていない。

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さて、地蔵岳に向け出発。10:40

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テーマ。写真を撮る人を撮る。

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クサリ場。結構な角度。結構な距離。

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不動岳。
10:45

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なるほどね。
確かにね。
いくつかの難所を立て続けにやっつけてわかる
大げさではない、注意書きです。

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こんな大岩を八つ乗り越えていくわけです。

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霊山なるほど。
八海山。修行の場です。

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ヘルメットが必要でしたな。
落ちたら助かりません。

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次はあの岳へ。

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ここからあそこへ橋渡ししてくれはしないのね・・・
なんてね。それじゃ、修行にならないね。

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登ったら、下らなければなりません。

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なるほど、修行な気がしてきました。

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例によって、写真を撮る人を撮る。
この高度感と勾配感。伝わりますかね。

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白川岳通過。11:10
ここが、何番目の岳なのか・・・。

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クサリ場。登り下りを繰り返す。
細腕がプルプル震えてきます。

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ここは、どこだ。

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摩利支岳です。11:20

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いやー、結構ハードでしたね・・・
なんて思ってるのかな?へっちゃらな様子の隊長、副隊長。

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降ります。

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そして、また登ります。
大日岳。11:30

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お、これが、最後じゃん。
じゃ、昼にしますか。
風よけの岩の影でバーナーで湯を沸かす。
バーナー、最軽量の25g

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時おり突風が吹く。岩の上。

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昼飯はアンパンとシーフードヌードル。

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さて、ドローンは飛ぶのか。

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バビューン・・・!

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行けるか!?どうだ!?駄目だ。安定しないわ!

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さて、ぼちぼち行きますか。
12:20

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なんだか、おっかねーなぁー。
「慎重に、頑張って!」
先に降りた隊長から声がかかる。

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改めて、キケン注意!
あー、怖かった。

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さて、どうして帰りますか。
引き返すのは、いやですよね。
(いやだ!いやだ!いやだ!いやだ!)

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新開道の迂回路はこっちか。
12:30

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下り始めてすぐは5連の垂直のハシゴを
いくつもいくつも後ろ向きに降りていく感じ。
しばらく写真が撮れません。

靴一足分の細道を岩にへばりつくように回り込んでいく。

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一息ついて、振りかえる。

あのでこぼこをやっつけてきたわけです。

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苦手な下り。
歩きだしてもすぐにおいて行かれる。

心配して、待っていてくれる隊長、副隊長においつくと。
「大丈夫ですか?」と声をかけられる。
「いやー、無理です」「限界です」「へとへとです」
泣き言を口にする。
液体酸素。アミノ酸を差し入れてもらう。
14:10
後一時間くらい歩いたら水場があるはずですから、
そこで少し休みましょう。
(あと、1時間かぁ・・・長いなぁ)
折れたココロの声がする。


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七合目。カッパ倉。
14:10
森の中心で泣き言を叫ぶ。

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孤独の下山。
アブが来る。蜂が来る。
くたびれて足が止まる。止まっていてもゴールは近づかないと
遅くても歩を進めたほうがいいと言い聞かせて足を運ぶ。

水場、水場と言い聞かせてあぁ、清流の音が聞こえないかな。
なんて思いながら、足を運ぶ。

森の中、下から隊長の声が聞こえる。
追いついたか。ようやく水場か・・・。

なんとかどうにか、たどり着くように合流
15:10

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水場は枯れて、No water。
疲労とショックで愚痴にも拍車がかかる。
「あー、もう俺はだめだぁ」
「限界感じるわぁ」「日ごろの不摂生だわぁ」
「自信なくすわぁ」

あと、ここから先、下の駐車場まで1時間くらいか。
副隊長から、貴重な水、300mlほど分けてもらう。
もう少しだけ長く休みたく、二人に先に進んでもらう。
稲荷清水とは、名ばかり・・・
あぁ、うらめしや。
15:20再スタート。あとひと踏ん張り。

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三合目。ようやく。
ここまできたら、もう遭難も滑落もなさそうです。
15:50

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人工物が出てきたら、ゴールが近いってことです。

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山道がアスファルトになって、
登山靴をサンダルに履き替える。
誰になんと言われようとも、俺は履き替えるのだ。

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先に進んでいた、隊長、副隊長に合流。
「お。思ったより早いですね」
なんて言われると、ついつい、嬉しくなっちゃう。
16:30

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ジャブジャブ流れる山水。
隊長に促されるように、
顔を洗い、口をゆすぎ、体を横たえる。

2018hakkaisan2 (33).JPG

水を汲み、腕と首元に何度もかけて体温を下げる。
少しづつ水を飲む。
あー、終わったぁ。下りてきたぁ。助かったぁ・・・
生き返るぅ。(大げさ)

2018hakkaisan2 (34).JPG

八海山を振り返る。
お散歩なんて嘘だ!
お散歩なんて言ってゴメンナサイ。

2018hakkaisan2 (35).JPG

クルマを先に取りに行っていた隊長に拾ってもらって、登山終了。
さ、温泉へ。 五十沢温泉ゆもとかん
体中から水分搾り取られて、
体重は3キロくらい減ってる感じです。
隊長、副隊長にお礼のラムネソーダ。
そして晩飯は蕎麦屋へ。

2018hakkaisan2 (36).JPG

流石にこの台風で出かける人は少なかったのか、
帰りの高速は、隊長いわく近年まれにみるスイスイ具合。
2時間余りで新潟県から赤羽に戻ってこれました。

そこからはお決まりのグリーンでの一人晩酌。
今回はハイボールとコーラを買って、
途中からコークハイにして飲んでやりました。

2018hakkaisan2 (37).JPG

八海山。なかなかの難所でございました。
山は標高だけでは判断できません。

2018hakkaisan2 (38).jpg

おみやげは八海山のスパークリング。
そして隣は、今回大変お世話になった
虫よけのハッカ油スプレー。

hakkaisan.JPG

あー、疲れた。
あー、やりきった。
あー、鍛えなきゃ。
あー、摂生しなきゃ。

この苦労も、しばらくすると忘れちゃうんだよなぁ・・・。

そこもまた悩ましい。

*****

 山行記録

・2013/09/22 北アルプス 五竜岳   2814m
・2013/10/13 北アルプス 槍が岳   3180m
・2014/03/16 赤城山(ツボ足)
・2014/09/06 北アルプス 蝶が岳   2677m
・2014/09/20 北アルプス 烏帽子岳  2066m
・2014/09/21 北アルプス 野口五郎岳 2814m
・2014/09/21 北アルプス 水晶岳   2986m
・2014/09/22 北アルプス 鷲羽岳   2924m
・2014/09/22 北アルプス 三俣蓮華岳 2841m
・2014/09/22 北アルプス 双六岳   2814m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 赤岳    2899m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 横岳    2829m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 硫黄岳   2760m
・2015/02/07 雲竜渓谷(氷柱)
・2015/08/29 中央アルプス 木曽駒が岳 2956m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 東天狗岳  2645m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 西天狗岳  2646m
・2016/02/06 阿寺山(スノーシュー)
・2016/07/10 北アルプス 燕岳    2763m
・2016/09/10 妙高戸隠連山 妙高山  2454m
・2016/09/11 妙高戸隠連山 火打山  2462m
・2017/07/02 南アルプス 北岳(肩の小屋)3000m
・2017/07/30 北アルプス 大天井岳  2922m
・2017/07/30 北アルプス 常念岳   2857m
・2018/07/29 八海山 八ッ峰   1720m

hittaka@deskWo-king

丸の内ー三沢厚彦

IMG_0760.JPG
犬も歩けば、棒に当たる。

丸の内を歩けば、三沢厚彦に会える。


ちょっと得した気分。


hittaka@desk

hittaka@deskWo-king

中房ー燕ー大天井ー常念ー一の沢:2017

隊長の体調との関係に基づき、
今年2回目の、そして最後の山行。

不安定な天候が続く盛夏の日本列島。
天気予報を鑑み、南アルプスか北アルプスかのうち
北アルプスコースを選択。

定時に退社して、帰宅し定期やカードを山用の財布に詰め替えて、
シャワーを浴びて、軽く夕飯を腹に流し込んで、待ち合わせの新橋に向かう。
隊長と隊員1号・2号無事合流し、高速にて北アルプスを目指す。

今回来れない隊員たちの近況や体調の話や
近未来の交通事情や量子コンピューターの話なんかしているうちに
すいすいと北アルプスの麓にやってくる。
高速の降り口を一つ間違えて先で降りてしまって真夜中のタイムロス。
山道を戻りながらコンビニを探して各自最後の買い物を済ます。
途中、山道の度重なるブレーキングで隊長の足がつる。
隊長、シャクヤクカンゾウトウを服用。
シャクヤクカンゾウトウを常備しているあたり流石の隊長。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (1).JPG

中房温泉の登山口に到着し、翌早朝に備えて仮眠の準備。
男3人、仲良くテントに川の字になって寝袋に収まる。

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2時消灯。

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4時起床の目覚まし。
2時間眠った2人と1時間の一人。
もそもそと身支度を整え、コンビニで買ったパンやら
おにぎりやら、ジュースやらを腹に入れる。
サポーターを身につけ、靴をはき、ザックを背負い込む。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (4).JPG

人気の登山口。
結構なにぎわい。
5:35出発

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この道は去年通った道。

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第一ベンチ通過。
6:18

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第二ベンチ通過。
6:48

20170729tsubakuro-jonen-day1 (8).JPG

毒キノコ。
味はおいしい。と隊長談

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7:28
第三ベンチで小休憩。

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この道は風が吹かないので
結構蒸し暑い。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (11).JPG

行動食を口にほおりこむ。
ここではドライ塩トマトとドライマンゴー。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (12).JPG

富士見ベンチ通過。
8:09

20170729tsubakuro-jonen-day1 (13).JPG

よく整備された人気の登山道なので
あまり感じないが、地図には北アルプス3大急登の一つとある。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (14).JPG

合戦小屋まであと10分。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (15).JPG

あと5分。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (16).JPG

合戦小屋到着。
8:38
ここまでおよそ3時間。まずまずのペース。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (17).JPG

初日最大の楽しみの一つ。
名物 合戦小屋のスイカ!!!
大玉8分の一サイズで800円。
男3人仲良くほおばります。

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30分の大休憩を済ませて、出発。
休憩中にパラパラと雨が一度降りましたが、
なんとか持ちそうです。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (19).JPG

あの雷鳥の標識は見覚えがあるぞ。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (20).JPG

着々と歩を進める。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (21).JPG

燕山荘まで、後1.3km

20170729tsubakuro-jonen-day1 (22).JPG

この道は本当に整備されている。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (23).JPG

唯一あるクサリ場も全く恐怖心がない。

整備され過ぎていると物足りなくもなってくる。
贅沢で矛盾に満ちた人間心理。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (24).JPG

2時間の仮眠では絶対に足りない睡眠時間に
気絶するようにひと眠りする隊長。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (25).JPG

後、大休憩の燕山荘まで5分のところなので、
隊員2人は先に行く。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (26).JPG

燕山荘到着。
10:13

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J隊員は撮影タイム。
ガスって来て眺望はいまいち。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (28).JPG

隊長ほどなくやってくる。
昼食は小屋でとる予定でいたものの、
11時からだということで、30分も空くということで、
なにか手持ちのもので済ませてしまおう。
ということになる。

各自ゴソゴソと食糧やらギアやら取り出す。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (29).JPG

軽量化のために今年手に入れたもろもろ。
ソフト水筒。蛇腹の椀。折りたたみの2ウェイカトラリー。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (30).JPG

小雨がパラパラ降ってきたので、
隊員みな燕岳は登頂済みということで
今回はパスをして、大天井を目指すことにする。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (31).JPG

燕山荘出発
11:25

20170729tsubakuro-jonen-day1 (32).JPG

尾根歩きはいろいろと楽しい。

ここはコマクサの群生地。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (33).JPG

これがコマクサ。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (34).JPG

尾根の東側と西側では植生がガラリと変わる。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (35).JPG

巨岩の迫力。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (36).JPG

風雨にさらされたプレート。
大天井岳まで5.6km

20170729tsubakuro-jonen-day1 (37).JPG

3.5km

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西側は岩岩している。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (39).JPG

東側は緑緑している。

我々は花を愛する男たちでもある。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (40).JPG

20170729tsubakuro-jonen-day1 (41).JPG

20170729tsubakuro-jonen-day1 (42).JPG

団体さんのトレイル。
カラフルで遠目に見るとポップでキッチュである。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (43).JPG

ごっついクサリ&ハシゴ。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (44).JPG

道を開いた先人のプレート。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (45).JPG

13:50
2時間強歩いたところで、小休憩。
登り下りは少ないので、足はまだまだフレッシュ。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (46).JPG

ただ、隊長はひたすら眠い。
5分でもただちに眠れるのはある意味特殊技能に感じる。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (47).JPG

いい被写体を見つけたぞと、J隊員。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (48).JPG

再び歩を進め、大天井を目指す。
あと500m。
これは距離のことなのか高度のことなのか・・・。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (49).JPG

高度を上げていく。
岩岩してくる。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (50).JPG

途中途中、お花畑でリフレッシュ。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (51).JPG

あと100m

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大天井のテンバの到着。
14:37
燕山荘から3時間10分。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (53).JPG

3人用のテントを張って、ま、一休みしますかね。
と横になれば5分もかからずに眠りにつく2人。
J隊員は高山頭痛の訪れをやり過ごすためにも
必要なのは睡眠と休息。
15:40

やがて強めの雨が降ってくる。
雨に打たれずに歩けたGOODタイミング。

こちらも横になってみるものの案の定眠りの神様は訪れない。
目を閉じて静かにしているだけでも気持ちいいので、
白い天幕を眺めながら、あれこれ思いをめぐらせて時を過ごす。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (54).JPG

小一時間たったあたりで、
暗くなる前にやっちゃいましょうかと
隊長が山小屋から350mlのモルツ3缶を買ってくる。

バーナーで湯を沸かし、
おのおのつまみを出し、夜食を出し、
楽しい夕餉が始まる。

J隊員が担ぎあげてきた焼き鳥の缶づめを湯煎にかける。
J隊員が担ぎあげてきた濁り酒は本人頭痛発生のため、
隊長と副隊長で軽量化のためだとのたまいながら、空にする。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (56).JPG

6時過ぎに宴会を片付けて、
さてぼちぼち眠りましょうかね。の準備。
まだまだ明るいが、これが、山時間。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (55).JPG

えーと、明日晴れていたら、
テント撤収して、荷物をデポして、
大天井登って山頂で朝ごはん食べましょう。
雨だったら、テントの中で朝ごはん食べて、
雨具着て、テント撤収して、荷物デポして、
大天井登りましょう。

ではでは、そんな感じでお休みなさい。
と、いつでもどこでもいくらでも眠れる男二人は
あっという間に眠りに落ちていく。

20170729tsubakuro-jonen-day1 (57).JPG


夜中は天の川が見えるほど見事に晴れ渡って、
心配した雨は降らなかった。

結局暗くなるまでどころが9時を過ぎるまで眠りにつけなかった男は
12時ごろに「天の川がきれいですよ。見といたほうがいいですよ」
と起こされて、再び眠りに入れなくなるというパターンに入ってしまう。
起床時間は3時半だったから、でもまぁ、3時間くらいは眠ったのかな。

起床後、湯を沸かしてコーヒーを飲む。
暖かいものを飲んで体を起こす。

2017otennshou-jonen-day2 (1).JPG

3人用のテント撤収して、荷物をデポ。

2017otennshou-jonen-day2 (2).JPG

大天井岳に向けて出発。
4:30

2017otennshou-jonen-day2 (3).JPG

10分程度で頂上。

2017otennshou-jonen-day2 (4).JPG

雲が抜けそうで、抜けない・・・。
天気予報からすると、雨に降られないだけでも良しとするか。

2017otennshou-jonen-day2 (5).JPG

モーニングブレイク。
バーナーで湯を沸かす。

2017otennshou-jonen-day2 (6).JPG

おのおの、朝食を食す。
カップめんやらスープやらクラッカーやらパンやら・・・。

2017otennshou-jonen-day2 (7).JPG

ちょっとガスって来ましたかね。
ぼちぼち降りますかね。

2017otennshou-jonen-day2 (8).JPG

さて、今日はここから常念岳を目指す。

2017otennshou-jonen-day2 (9).JPG

常念方面を目指し、大天井を出発。
6:05

2017otennshou-jonen-day2 (10).JPG

お、視界が開けた。
と言っては一喜一憂。

2017otennshou-jonen-day2 (11).JPG

歩く道が遠くまで見えているのは気持ちがいい。

2017otennshou-jonen-day2 (12).JPG

この石組の構造物は風除け、ビバーク用のモノかな。

2017otennshou-jonen-day2 (13).JPG

稜線歩きは気持ちいい。

2017otennshou-jonen-day2 (14).JPG

雪渓を超えて、

2017otennshou-jonen-day2 (15).JPG

こちらの尾根から、あちらの尾根へ。

2017otennshou-jonen-day2 (16).JPG

うひょー、ちょっと日が差してきた。

2017otennshou-jonen-day2 (17).JPG

もうちょいで槍が見えそうですけどね。

2017otennshou-jonen-day2 (18).JPG

あちらが常念方面。
やる気が出てきます。

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めまぐるしく雲がわき、流れ、消えていく。

2017otennshou-jonen-day2 (20).JPG

ひたすら歩く。

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何かを思ってひたすら歩く。

2017otennshou-jonen-day2 (22).JPG

おしゃべりしながらひたすら歩く。

2017otennshou-jonen-day2 (23).JPG

お、あれに見えるは、
常念小屋ではないか。

小屋が見えるとテンションが上がる。

一方でこの急下りにも思いをはせる。

2017otennshou-jonen-day2 (24).JPG

常念小屋、テンバに到着。
8:20
やれやれ。2時間15分の道のりでした。

2017otennshou-jonen-day2 (25).JPG

15分ほど休憩して、荷物はデポして、
山頂で飲むドリンクとおやつを持って、
さぁ、いざ常念岳へ。GO
8:35

2017otennshou-jonen-day2 (26).JPG

常念岳はガラガラと岩の山。

2017otennshou-jonen-day2 (27).JPG

結構な急登。
しばらくして振り返るとこんな感じ。

2017otennshou-jonen-day2 (28).JPG

山頂まであと一息。
ちょっと一服。
9:15

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9:35
常念岳登頂!!

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今年の夏用に半袖のいで立ち。

2017otennshou-jonen-day2 (31).JPG

常念小屋で買ったドリンクで乾杯。
バヤリース&2ペプシ

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岩の山を下山。
足場に困る。気を使う。膝が笑ってくる。

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ここまでくればこっちのもの。

2017otennshou-jonen-day2 (34).JPG

常念岳アタック終了。
10:30
登り1時間。下り45分。

2017otennshou-jonen-day2 (35).JPG

さ、昼飯だ昼飯だ。
11時の小屋の昼飯オープン時間を20分ばかり待って、席につく。
ラーメンか、蕎麦か、うどんか、丼か、カレーか・・・
各自大いに迷いに迷って、
隊長「豚丼」隊員2名「カレー」に落ち着く。
各900円。
ま、味はこんなものか。可もなく不可もなく。

2017otennshou-jonen-day2 (36).JPG

さ、あとは下るだけ。
常念小屋よさらば。
11:30

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一の沢を目指します。

2017otennshou-jonen-day2 (38).JPG

がしがし、降りていく。

2017otennshou-jonen-day2 (39).JPG

25分ほどあるいて、最終水場。
12:00

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顔を洗ったりなんかしてね。

2017otennshou-jonen-day2 (41).JPG

再びがしがし、下っていく。

2017otennshou-jonen-day2 (42).JPG

ここが胸突八丁ということは、
急登を下ってきたということか。
12:17

2017otennshou-jonen-day2 (43).JPG

沢沿いを歩き、
沢を何度か横切る。

2017otennshou-jonen-day2 (44).JPG

スタートから1時間のところで
小休憩。12:37
助かります。
沢で顔を洗い、喉を潤します。

2017otennshou-jonen-day2 (45).JPG

笠原沢通過。
12:47

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2017otennshou-jonen-day2 (47).JPG

大滝通過
13:27

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13:30
第2回目の小休憩。
1時間に一回の休憩を神様と隊長にお願いしていたんで、
ありがたいことです。
休憩に持ってこいのベストポイント。
きれいな冷たい沢の水で顔を洗います。
うひょー!なんて言ってね。
タフな下りを1時間歩いて来てこの一服。
何度やってもサイコーに気持ちいい。

2017otennshou-jonen-day2 (50).JPG

さて再び歩き出す。
最終ラウンド。
徐々に勾配がゆるくなってきて、
ゴールの気配が感じられます。

2017otennshou-jonen-day2 (51).JPG

なになに・・・

2017otennshou-jonen-day2 (52).JPG

14:14
山の神通過。
御神木だね。

2017otennshou-jonen-day2 (53).JPG

お、あれはまさか。

2017otennshou-jonen-day2 (54).JPG

一の沢登山口到着!
14:25
およそ3時間の下りの道のりでした。

途中2回バランスを崩して尻もちをつきました。
下りのフラットフッティング技術の習得が必要です。

2017otennshou-jonen-day2 (55).JPG

予約していたタクシーの運転手さんのはからいで記念撮影。

2017otennshou-jonen-day2 (56).JPG

優しいベテラン運転手のサービスは
①荷物を載せてあげる
②記念撮影してあげる
③楽しいトークを繰り広げる
というように、すっかり板に付いたようで
どこかその親切に酔っているようでもありました。
①の荷物をトランクに乗せてもらうところで落とし穴があって、
親切な運転手さんがザックをトランクにのせてくれたものの
傍らのストックを積んではくれず、それに持ち主は気付かずに
登山の最後でストックをすっかり北アルプスにおいてきてしまう。
という顛末が待っていたのでありました。

「皇太子、常念小屋を訪れる」「マツタケと北アルプス」「猿とスイカ」
などの車中のトークネタも、今となっては恨めしい思い出です・・・。

2017otennshou-jonen-day2 (57).JPG

今回はピストンとも縦走ともちょっと違って、
周回の最後をタクシーで閉じるというパターン。
一の沢からスタートの中房温泉まで送ってもらう。
重い靴をサンダルに履き替え、クルマに荷物を積み込み、
近くの温泉で汗を流し、アイスクリームを食し、
念のためと積み残しのストックを探しに一の沢の登山口まで
隊長カーで回ってもらって、でもやっぱり見つからず。
あまり気にしないようにと心に言い聞かせながら、
夕食とお疲れ様のけじめの買い物のためにセブンイレブンに寄り
高速でスタート地点の新橋を目指すのでした。

人生にはいたるところに教訓と落とし穴があるわけです。

勉強勉強。

*****

 山行記録

・2013/09/22 北アルプス 五竜岳   2814m
・2013/10/13 北アルプス 槍が岳   3180m
・2014/03/16 赤城山(ツボ足)
・2014/09/06 北アルプス 蝶が岳   2677m
・2014/09/20 北アルプス 烏帽子岳  2066m
・2014/09/21 北アルプス 野口五郎岳 2814m
・2014/09/21 北アルプス 水晶岳   2986m
・2014/09/22 北アルプス 鷲羽岳   2924m
・2014/09/22 北アルプス 三俣蓮華岳 2841m
・2014/09/22 北アルプス 双六岳   2814m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 赤岳    2899m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 横岳    2829m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 硫黄岳   2760m
・2015/02/07 雲竜渓谷(氷柱)
・2015/08/29 中央アルプス 木曽駒が岳 2956m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 東天狗岳  2645m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 西天狗岳  2646m
・2016/02/06 阿寺山(スノーシュー)
・2016/07/10 北アルプス 燕岳    2763m
・2016/09/10 妙高戸隠連山 妙高山  2454m
・2016/09/11 妙高戸隠連山 火打山  2462m
・2017/07/02 南アルプス 北岳(肩の小屋)3000m
・2017/07/30 北アルプス 大天井岳  2922m
・2017/07/30 北アルプス 常念岳   2857m

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南アルプス:北岳:荒天断念の巻き2017

今年度初の山行。
梅雨時期の中、天気予報はなかなか微妙。

風も強そうなので、林間コースを行こうか、
山の東側を歩くコースを行こうか・・・
小屋に泊まろうか、あれこれと選択肢を出して検討。

金曜20時に新橋に集合し、隊長の新車車両1台にて出発。

途中のドライブインで夜食をとりながら行程ミーティング。
風が強そうなので、テント泊は断念して小屋泊まりに決定。
担いで登ってから決めるのとは大違いです。

・・・・・

現地近くのコンビニで明日の朝食、昼食のパンやおやつや
晩酌用のお酒を購入。

kitadake 20170701 (1).JPG

登山道はマイカー規制されています。

kitadake 20170701 (2).JPG

駐車場のはじっこにクルマをとめて、
そのわきに仮眠用のテント設営。
マットを敷いて、寝袋を広げて就寝。

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朝、4時起床。
まぁ、いつものようにウトウトと浅い眠り。
パラパラと一晩雨が降ったりやんだりして、
テント内が濡れていたのは結露なのか漏水のためか・・・
脱いだ靴下やベストが濡れてしまって出発前から軽くへこむ。

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5:30
駐車場から乗り合いの大型タクシーで登山口へ向かう。
クルマの揺れでウトウトと眠りに落ちる。

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雨の中、小屋の入口で身なりを整える。
サポーターを装着し、手袋を装着し、
雨具を着こみ、靴ひもを締め、ストックを用意する。

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6:40
北岳にむけて出発。

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南アルプス、北部です。

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駐車場から階段を下りて・・・。

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大きな吊り橋を渡って始まります。

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始まりは、広々と緩い感じ。

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ご神木な感じ。

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どんな植物にであえるのか・・・。

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7:08
コース分岐点。
二俣のほうへ進みます。

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沢沿いを歩いたり・・・

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ちょっと不安な橋が出てきたり・・・。

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徐々に高度を上げていきます。

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開けたところで振り返ると、
今回見送ったコースの鳳凰三山が見える。

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南アルプスは水量豊富。

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沢を横切る。

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沢を横切る。

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二俣までの中間地点あたりか・・・

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鉄パイプの橋は地図にも表記されいました。

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残雪が現れる高度になってきたということか・・・。

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雪の脇に道が出ていれば、
そちらを歩く。

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雨の中で写真をとるのは容易でない。

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雪の上を歩きましょうか。
ということになって、準備してきたアイゼンをとりだす。

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装着テストは家でしてきました。
大丈夫、大丈夫・・・。

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二俣の右のコースを登っていく。

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「肩の小屋」を目指します。

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雨の中の休憩。
荷物を取り出すのは億劫だし、
じっとしていると寒くなるし・・・。

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てくてくと歩きだして、
まだこんなところに桜が咲いているねぇ・・なんて言いながら

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残雪コースから林間コースへ。

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見晴らしのいいところで
見はらして気持ちいのは
天気のいい日。

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稜線が近づいてきて、
再び残雪登場。

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雪がしまっているので、
キックステップで進む。

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雨に打たれながら花を撮る。

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10:40
一時間強歩いたところで、3回目の小休憩。

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現代登山ではデジタル機器のチカラを利用します。
雨の中でもこの通り。
コース、位置、時間、高度・・・。
GPSが教えてくれます。

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空が広くなってきて、尾根の近さを感じます。

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這い松と残雪の間を進み・・。

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再び残雪の上を歩く。

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11:15
小太郎山分岐点

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尾根の東側と西側の風速の違い!!
体感で15mってところか・・・。
時おりザックを背負った体を揺さぶられる。

あと、小屋までざっと30分・・・
「あとは、急登などありませんから」と隊長。

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と、ほどなくして鎖場が現れる・・・。
ナヌっ!!

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肩の小屋まであと15分。
濡れた手袋に吹き付ける標高3000mでの強風。
手がちべたいっす。

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11:40
肩の小屋到着。
本日5時間のコースタイムでした。

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トイレは外です。
水は1L100円です。

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中に入って受付を済ませ、
リュックを下ろし、
濡れた靴を抜ぎ、濡れた雨具を脱ぎ、一息つく。
曲がった針金ハンガーを一人あたり2本与えられて
ストーブの上に干す。

汗なのか雨なのか、パンツもシャツも濡れている。

夕飯は5時です。消灯は8時です。
山小屋の人はいつも静かに優しくたくましい。

着替えたり、乾かしたりして落ち着いた後、
ようやくほっと一息のビールで乾杯。

一人1畳の寝床で昼寝をする。

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夕食のあとは明日どうしますか会議。
2日目は晴れると思っていたのに、どうやら天気予報は荒れ模様予報。

でもまぁ、遅くとも4時には出発しましょうと、
3時起床の予定を立てて就寝。

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昨晩の仮眠は例によって寝たんだかどうだか
わからない程度だったので、
山小屋泊まりのフラットで布団と毛布で
すっかりしっかり6時間の眠りにつけました。

途中、なんどか荒れた天気の音を感じたりして
目覚めた布団の中で時計を見ると3時を過ぎている。

隣で寝ている隊長が動いている様子もなく
いいんかなどうかなと思いつつ30分ほど
静かに目を閉じている。

4時前になって流石にどうしたものかと
ちょっとつついてみる。

4時起床。
1階におりて身支度。


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パッキングは寝る前に済ませておいたが・・・。

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バーナーでお湯を沸かしてスープを溶かし、
宿に用意してもらった朝ごはんのお弁当を食べる。

流石にこの天気では無理がありますから、
明るくなってから出ましょう。なんて言いながら。

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まだちょっと湿った靴下。
まだちょっと湿った手袋。雨具。靴・・・

すべてがまだちょっと湿ったシリーズを見にまとって外に出る。

強い雨風。

どうするか・・・。

山頂までは40分。

雨が降っていても、ここまで風が強くなければ・・・。
多少風が強くても、ここまで雨が強くなければ・・・。

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それとも、デイパックすらおいて、水筒一本持って
空身で行ってみますか?

行っても、何も見えませんがね。
とりあえずここまで来たんだし、
登頂を果たしておきますか。

また月末にチャレンジするチャンスはありますし・・・。

「勇気ある撤退」ということをしてみるのも大事だな。
と決心をする・・・。

撤退は勇気か臆病か。
哲学が山の上に転がっている・・・。

では、後悔無しということで・・・・・。(ホントか?)

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ちょっと、北岳方面、見てみます?

ホワイトアウト状態の山道に踵を返す。

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5:45下山開始。
では、ぼちぼちと昨日来た道を帰りますかね。

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花でも撮りますかね。
風場強くてピントがあわねぇ―・・・(隊長)

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濡れた手袋越しに手がちべたいちべたい。

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晴れてたら、きれいなんだろうなぁ。

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シャクナゲの群生。

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6:05
小太郎山分岐点
下りはすいすい、20分。

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尾根を過ぎ、山の東側に入ると風がぴたりと消える。

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ガスの中を下る。

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分岐点 6:23
白根御池小屋を目指す。
草スベリコース。

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新緑と残雪のコントラスト。

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鳳凰三山が見えてくる。
雨が上がってくる。
東側の風の静けさに、
「もしかして行けたのかも」
という思いがどうしても湧いてくる。

湧いてきてはそんなことを思っても仕方ない。思ってはいけない。と
思いをかき消す。

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7:10 
小休止。
ドライフルーツを口にほおりこむ。

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やっぱり鳳凰三山コースが正解だったですかねぇ・・・。

いや、そんなことはありません。

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御池のわきを通って

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ゴールまではあと2時間10分

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その前に白根御池小屋で小休止。
7:35
出発から1時間50分

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アイスがあれば食べる男二人。
お湯を沸かしてコーヒーを飲む。
軽食を腹に入れる。

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休憩終了で再出発
8:15

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下りが苦手。
下りが嫌い。

ヒザをケアしながらに太ももに負担が来る来る。

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沢を渡る。

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あぁ、またガスって来たなぁ。

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行けたかなぁ。
やっぱいけなかったかなぁ・・・。

言葉にしなくても、お互いきっとそんなことを考えている。

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白根御池分岐点まで来ました。
ほぼほぼ、終盤です。

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空間が緩く、広くなってきました。

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さびた表示が歴史を感じさせます。

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広河原はすぐそこ。

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広河原山荘着。
10:05
やれやれ。荷物を下ろして一服。

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河原で汚れを落としますかね。

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浅瀬に足を突っ込んで、靴の泥を落とす。

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濡れたギア達を乾かす。

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昨日渡った吊り橋。

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北岳の雲が抜けるまではあとちょっと。
4時間半かけて、あそこから下りてきたんだなぁ・・・。

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乗り合いタクシーで駐車場まで。

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すぐそこにある温泉にドボンと入ってしまおう。

ケガもなく、ずれもなく。
無事の下山にほっとする瞬間です。

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パッキングを済ませて、
隊長のクルマでいざ帰路へ。

途中ステーキガストで昼食。
隊長初体験にご満悦。

中央高速釈迦堂サービスエリアでおみやげ購入。

渋滞もなく、すいすいといつもより早く
4時過ぎに無事新橋に到着しました。

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登山の帰りはグリーン車で帰ります。
一本プシュッと開けて。

いろんな意味でまた感慨深い山行でした。

北岳は富士山に次いで日本2位の高さの山。
登頂ならず、残念。

次回の挑戦まで、思いをはせます。

*****

 山行記録

・2013/09/22 北アルプス 五竜岳   2814m
・2013/10/13 北アルプス 槍が岳   3180m
・2014/03/16 赤城山(ツボ足)
・2014/09/06 北アルプス 蝶が岳   2677m
・2014/09/20 北アルプス 烏帽子岳  2066m
・2014/09/21 北アルプス 野口五郎岳 2814m
・2014/09/21 北アルプス 水晶岳   2986m
・2014/09/22 北アルプス 鷲羽岳   2924m
・2014/09/22 北アルプス 三俣蓮華岳 2841m
・2014/09/22 北アルプス 双六岳   2814m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 赤岳    2899m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 横岳    2829m
・2014/11/02 八ヶ岳連峰 硫黄岳   2760m
・2015/02/07 雲竜渓谷(氷柱)
・2015/08/29 中央アルプス 木曽駒が岳 2956m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 東天狗岳  2645m
・2015/11/01 八ヶ岳連峰 西天狗岳  2646m
・2016/02/06 阿寺山(スノーシュー)
・2016/07/10 北アルプス 燕岳    2763m
・2016/09/10 妙高戸隠連山 妙高山  2454m
・2016/09/11 妙高戸隠連山 火打山  2462m
・2017/07/02 南アルプス 北岳(肩の小屋)3000m


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