ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

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サフランの花

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春先に植えたサフランが晩秋になって花を咲かせた。
芽が出るまでは、確かにここらに植えたはずだが、
さては庭との相性が悪かったかしら、
水やりやりか何か世話が悪かったかしら、とやきもきが続きます。
気が付くとニョキニョキと葉が伸びていて、
やがて蕾をつけ、あっという間に薄紫の花を咲かせます。
アヤメ科の球根の花だが、冬を越してまた無事に来年花を咲かせてくれるかは
別の話。楽しみでもあり、やきもきでもある。
なんだか小学校の時に慣れ親しんだクロッカスに似てるなぁ
と思ったら、クロッカスの一種なんだって。
この濃いオレンジ色の花芯が料理に使われる「サフラン」の原料なんだと。
こ奴を集めて乾燥させて粉にしたやつがサフランパウダーなのだと。
パエリア色の元なのだと・・・
なるほどね。(今はなるほどどまりですけどねww)

20221109/hittaka@desk

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蟷螂VS女郎蜘蛛

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天気のいい秋の日、視界にちょっとした違和感があり、その違和感の方向をみて見ると中空にカマキリがいて、さらによくよく見ると、そこは蜘蛛の巣の上でした。カマキリのそばにはタイガーズコスチュームのジョロウグモがスタンバっていて、うわ、カマキリでさえ蜘蛛の巣に引っかかってしまうのか、カマキリの餌食になってしまうのか、と初めてみる光景に軽くたじろいでいて、念のためそばによって生存確認してみたら、未だカマキリは生きているではないか。これは救出してやるべきか、いやいや自然の摂理に任せて弱肉強食の世界を人間ごときが小さなセンチメンタルで介入しちゃあならんのか・・・と思案しつつ、そうだひとまずこの出来事はパシャリと撮っておこうかとスマホをとって戻ってきたら、なんとカマキリがジョロウグモにかぶりついている状態でした・・・。アワワ・・・カマキリは蜘蛛の巣に引っかかっていたわけではなくて、ここに狩りに来たわけっだのか。むしゃむしゃと両腕のカマでしっかりと蜘蛛をとらえて頭からかぶりついていて、囚われの身だとばっかり思っていた先入観は覆され、その昔興奮しながら見ていたブラジリアン柔術のマウントをとられていたかと思った選手の三角締めを思い出したのでありました。世の中知らぬことばかりなり。


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スズメバチ2022

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2週続いた台風の影響を受けた週末。
雨上がりに庭の手入れと片付けをしていたら、
視界に何か違和感を感じ、その違和感の方向を観察してみると、
毎日のように歩いているアプローチの脇のブッシュに
小玉スイカ大のスズメバチの巣を発見したのでした。

これはコワイ!
これは血が騒ぐ。逆流する。慌てる。
アタマが白くなる。コンフューズする。

先ず、あと退る。遠ざかる。
おそらく春からの半年近くでのこのサイズ。
確かに庭先にスズメバチが飛来するのを何度か見たことがあるが、
こんなところにこんなの作ってるなんて・・・
しかもこんなになるまで、気づかないなんて・・・。

大雨の後で、住人スズメバチの姿や気配はなし・・・。
もしかしてカラかしら?と試しに一本支えの枝を切ってみたところ、
わらわらと偵察隊の2匹がするりと出てきて
巣の周りを歩き回るのでした・・・
コワ!

どうするか?
スズメバチバスターの番組は何度も見たことあるし、
その怖さも、それ故に専門業者がいることも知っているが、
ここまで気づかないほど何事もなかったんだし、
そんなにヒステリックに騒ぎ立てることもないか、と思いつつ、
デモ気づいちゃった以上、このままにしとくわけにはいかないか。
家人にも小僧にも黙っているってわけにはいかないし、
むしろ大変だ大変だと一大事を楽しみたい気も無きにしも非ず・・・。
調べたところ、役所でも補助金を出してくれて、
全体2万弱のコストで実費負担は4000円くらいだとある。
金が惜しいというよりは、何か自分でできそうな気もするし、
やってみたい気もするし、かといって、プチって刺されて
大事になったり、日常生活に支障があってもそれも困っちゃう。
あれ、父ちゃん自分でなんとかやってみたいんだぜケケケと
小僧とカミさんは笑っており、
それはそれで図星なのであった。
ググってみると、スズメバチの活動は、10月、11月までとあり、
越冬しないとのことなので、
ちょっと様子を見ようということにすることに家族会議で決めたのでした。

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2022フクロウ通信

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4月の初めころから、夜中の鳴き声は認識してた。
あとは、いつ目撃できるかだ。とその時が来るのを待ちわびていた。
去年は、カラスに追い立てられているところを見て
ちょっと悲しく、ちょっと切なく、オノレカラスめという思いを強くしていたし、
それが原因で、フクロウがこの裏山に来なくなったらいやだな、と思っていた。
営巣の時期が重なるのか、カラスはトンビも追い回すからなぁ・・・。

GWの最後の日。とうとうその日が来ました。
夜はホーホー。昼間はギーギー。
音量、音圧が小鳥たちとは違うので、分かります。
サイズはトンビと近いですが、頭の形が円いので
飛んでる姿で分かります。
ちょうどよさそうな止まり木に止まったところをスマホでパシャリ。
スマホで拡大しても、ここまでか。
そういえば、双眼鏡あったなぁ・・・って家の中に取りに行って
戻ってきて覗き込むと、おっ、見える見える。
表情まで見える見える。
何とか、この拡大した状況を撮れないものかと、
無理やり双眼鏡にスマホをあてがってトライ。
お、撮れた撮れた。
ちょっとアガリマス。

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蟷螂の孵化 2022

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小さな庭でもよくよく観察してみると様々な事象が起きている。
すっかり春らしくなった陽気の中で、カマキリの卵から子供が
次々と誕生しているのを見つけることができた。
難しく書くと
蟷螂の卵鞘から幼虫が孵化していた。
となるのだそうだ。

カマキリも毎年見ているし、この堅いスポンジの卵も冬には見ていたけど、
こうやってライブでワラワラとカマキリの子供たちが出てくるのを見たのは
きっと初めてのことである。
色はこのとおりまだ薄黄色だけれども、形はすっかりカマキリのそれで、
思い出したのは子供の頃に見たバルタン星人の群れの映像。

こうして世の中に誕生して、小さいながらも捕食したり、また鳥やほかの小動物に
捕食されながら、成虫になっていくのだろうね。

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