ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

アサガグラビ

屋久島

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グラビティ・ワークスの浅賀です。

少し前ですが、7/16〜7/19、海の日を絡めて屋久島に行ってまいりました。
目的はもちろん縄文杉を見て、さらに百名山に指定されている宮之浦岳に登るためです。
緑がうっそうとした雨の島屋久島と巨大な岩がゴロゴロとしている宮之浦に
思いを馳せて数年、念願の登山、のはずでした。

が、結果は、台風が直撃。

縄文杉まで何とかたどり着いて一泊しましたが。
その後、計画していた屋久島縦走は当日朝の台風接近で中止し。
まずは危険ということと、その日の内に屋久島を出て鹿児島に帰らないと
島に何日閉じ込められるかわからないため、とにかく急いで下山。

下山後タクシーで船着き場まで急ぎ、船のキャンセル待ちをすること4時間、
なんとか鹿児島に戻りました。


屋久島は豊かな緑と青い海が印象的でした。聞くところによる海産物、
フルーツなど食べ物もおいしいとのこと。
とてもでないですが2泊3日で満喫するのは無理そうです。
もっとゆっくり、また機会を見つけて必ず再訪問したいと思います。

アサガグラビ

武尊山

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グラビティ・ワークスの浅賀です。


来る海の日に屋久島を縦走する計画たてています。
屋久島といえば樹齢数背百年の杉で有名で、
豊かな木々を育む雨の多い山深い島です。
百名山の一座の宮之浦岳や永田岳などから、
日本アルプスにも負けない景観が望めそうです。


さて、屋久島縦走の体の準備として、群馬の百名山の一座、武尊山に登ってきました。


梅雨の晴れ間が予報された週末に急に思い立っていったので、
たいした下調べもせずに登山計画もそこそこに登りに行きました。


武尊は手前に前武尊(2,039m)奥に沖武尊(2,158m)、
その間3.5kmにはいくつかの山頂があり、沖武尊までちょっと距離があります。
沖武尊が主峰で百名山に指定されています。


この日はちょっと遅めの8時ぐらいに登山開始しました。
前武尊まで、コースタイム上では2時間40分程度。
その間、鎖場があります。まず、この鎖場が想像以上の険しさ。
いやらしいオーバーハングもあり、かなりの手こずってしまいました。
前武尊まで約1時間オーバーの3時間半要してしまいました。
この時点で11時半。基本的に午前中には行動を終わらせておくのがお山の基本です。
ですが、沖武尊までまだ3.5km残っています。
2,039m→2,158mですから、高低差は約120m。
ゆったりとした縦走路であれば1時間20分ぐらいで行けそうです。
すが、地図のコースタイムは2時間とあります。
そんなに時間はかからなそうに見えますので、
このまま沖武尊に進むことを決めて前武尊を後にします。


スタートしてすぐにこの高低差120mはまやかしだと分かります。
沖武尊まで連なるいくつかの峰には巻き道は一切なし! 
峰ごとに登っては下りの繰り返しで徐々に120m高度を上げていくという、
そんなコースです。なだらかな縦走路とは無縁、これがキツイ! 
そもそも前武尊までで想定以上の体力を使っているし時間も気になる。
こうなると焦ってペースがみだれ、かなりの体力をロスにつながります。
おまけに雪渓があり、ここでも体力を奪われます。
当然、到着はコースタイム通りの当然13時半です。この時点でヘロヘロです。


下山は前武尊まで同じアップダウンを辿ると思うと気が滅入りました。
足はガクガクですし、精神的にもダウン。もう歩きたくない、
そんな思いが繰り返し頭の中で巡ります。
ああ、こうやって時間と距離と体力を見間違って、
体力、精神力が下がり遭難していくんだな、と、にわかに実感しました。


時間が遅くなってしまった、といっても、それなりに早い時間でしたから、
ゆっくりゆっくり下山して17時。行動時間にして8時間を超えてしまったのでした。


まさに私的遭難危機。下調べと計画はしっかり、
そして地図もしっかり読みましょうね。
仕事も同様、調査と企画・構成をしっかり、
スケジュール通り、設計通り作るのが大前提ですね。


※写真:沖武尊から前武尊(右奥)をヘロヘロの状態で撮影。

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遅い春と釣果

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グラビティ・ワークスの浅賀です。


今年は春が遅そうです。釣り場の湖に出かけると感じます。
4月下旬で群馬県丸沼は20cmの氷で結氷していました。
中禅寺湖は4月末に雪が、5月連休にヒョウが降り、
5月中旬で水温が4〜5度しかありませんでした。
湖畔の桜はただいま満開です。
見ると、通常より1、2週間は遅そうです。
年回りで春が早い、遅い、ということはよくあることです。


微妙にずれた自然サイクル。
気温のみならず日照時間や水温、風などが影響してか、
小魚が補食する昆虫のふ化のタイミングや量が変化し、
小魚の群れの大きさ、行動パターンや生息量が不規則になります。
当然、それを補食する肉食魚の行動も通年と違ってくるわけで、
それが私の釣果に影響します。


"それが"といっても、その実、何が原因だかほとんど解明できず、
長年釣りをやっていてもただただ想像するだけです。


写真は中禅寺湖にしか生息しないホンマス。
今年の釣果はどうなることか。

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メダカすくい

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グラビティ・ワークスの浅賀です。
ゴールデンウィークは例年通り、外で遊ぶ日々を過ごしました。


最終日は埼玉県北部に位置する実家近くで、
田んぼの中に用水路にいるメダカやタナゴ、ドジョウなどを採って遊びました。
自宅で熱帯魚を飼っているのですが、世代交代せずに減少の一方だったので、
"日本の雑魚"を飼おうと思い立ったのです。


ターゲットを目視したら勢い良く網を突っ込みすくう、という原始的な方法でも、
かなりの数を採ることができました。


用水路はまだまだ現役で、いろんな生物が住んでいました。
正直、メダカがあんなにたくさん泳いでいるとは想像していませんでした。
そして、田んぼの中で過ごしていると自分は関東平野の真ん中で育ったのだなー、
と再認識しました。


自分のルーツである育った地というのは、
数時間居るだけでいろいろな思いや考えが浮かびは消え、
生活や価値観を見直すには、ソフトですが良い刺激になります。
青春時代の追憶の日々もいやおうなく思い出せるので
甘酸っぱい想いもできますのでオススメです。


育った地から離れて暮らす社員もいます。
避難生活で地元を余儀なく離れなければならない方も大勢いらっしゃいます。
地元の大切さを実感し、想いを馳せながらメダカをすくったゴールデンウィークでした。

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雲竜渓谷

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雪が降っても元気に外遊び、グラビティ・ワークスの浅賀です。

"山と渓谷"の表紙、どうですか! 美しすぎます。
青く見えるのは、氷を通った光の波長の長い赤と緑は吸収されての青だけが残るため青く見えるのだとか。
なるほどね。水も同じなのでしょうか?調べてません。

見たいですね。もちろん生に限ります。おそらく行けばかなりの確率で見られますので実際に『雲竜渓谷』に行くことにしました。

場所は関東近郊でおなじみの日光になります。拍子抜けするぐらい近いので、本当にあの光景が目にできるのか疑わしきですが、とにかくレッツゴー。

軽アイゼンで3時間で歩ける行程は安全で楽しかったのですが割愛。

いきなり核心です。
目にした光景はこれです。

写真の右奥が最大級の"友知らずの滝"ですが、アイスクライマーのゴマ粒ぶりをみるとその巨大さがわかります。
雲竜渓谷 Unryu gorge


氷柱はこんな感じ。青くて何より大きかった!!
下に歩いているのは、拉致した後輩。氷柱の高さは後輩くん何人分でしょうか?こうして見るとスケール感に腰がひけます。壮大なツララのお化けがここ以外にも展開しています。
雲竜渓谷 Unryu gorge

興味があるみなさま、一度足を運んでみてください。
見頃は2月下旬まで。

ちなみに当日は-7度でしたので防寒対策はお忘れなく。アイゼンも持って行ってくださいね。

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