ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

アサガグラビ山と渓谷

冬山の燕岳 2012

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こんにちは、グラビティ・ワークスの浅賀です。

山に行ってきました。始めての本格的な冬山となります。
場所は北アルプスの燕岳、夏の北アルプス縦走で登った山で、
一度行った山がよい、と考えて決めました。

また、もうひとつの目的は大人気の燕山荘に泊まる事です。
夏だとおおよそ混雑の中しか泊まれないので、
雪が積もるこの季節が良いと考えて楽しみにしていました。

山は天候にも恵まれ、雪のコンディションもよく、
危険なく楽しみなら登れました。
夜は氷点下2桁という寒さでしたがその分空気も澄んでいて絶景でした。

小屋は今季最終営業日で予想以上の賑わい。
人気の理由は人気の山域ということもあるのでしょうが、
気遣い、サービスが際立っていました。
例えば、日の出、日の入りの時には写真撮影のために
お客さんの小屋への出入りが多いのですが、
いってらっしゃい、おかえりなさい、の声がけがうれしかったです。
また、お客さんの脱いだ室内用スリッパをサッと処理し、
多からず少なからずある一定量だけを玄関に並べ続けているのも、
玄関の狭さ、お客さんの多さ、整理整頓感、サービス精神などを感じました。

社長の赤沼さんのお話を聴く機会があったのですが、
これがまた印象的でした。燕山荘では小屋番の方が雪に埋もれた
夏の登山道が上にトレース(踏み跡)を付けてくれます。
それを辿ると燕山荘までたどり着くという寸法です。
社長曰く、そのトレースの上を必ず歩いてください、とのこと。
当然、安全面を考えてもあるのですが、
登山道をちょっと外れたところに生えている凍ったシャクナゲ、
ハイマツなどの植物を守るためだそうです。
ちょっとした重力でも凍った木々は簡単に折れてしまうのですね。

社長の人柄が感じられて、
目指すところが『気遣い』『思いやり』なんだな、という印象を受けました。
人生の大先輩として、商売人としてとても尊敬できる方だと思いました。

燕山荘、最高です。

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アサガグラビ山と渓谷

涸沢の紅葉 2012

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グラビティ・ワークスの浅賀です。
この時期恒例となっている北アルプスの涸沢カールに紅葉を見に行ってきました。
去年も足を運びましたが、紅葉の前に降雪があり、
色づく前に枯れてしまっていました。
今年は、夏の日照時間も長く、また、急な冷え込みが影響して、
カール全体、見事な色づきでした。
これぞ涸沢!という風情にため息。
そしてなんと! 去年の恨んだ降雪が私たち山行の当日にあり、
涸沢岳などを望む上部は白、カール内の下部は赤、黄、と、
とても2段の珍しい風景に出逢えました。
絶景に息を飲みます。ただひとつ、積雪で危険とういことで、
奥穂高岳には登頂できなかったのが残念です。

来年もどこかできれいな紅葉を狩ってきます。

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アサガグラビ山と渓谷

北岳

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グラビティ・ワークスの浅賀です。
夏の源流シーズンもひと段落し、登山シーズン突入。北岳に行って来ました。

仙丈ヶ岳、駒ヶ岳、間ノ岳、鳳凰山などがそびえる
南アルプス連邦の最高峰の北岳は標高3,192mで日本で第二位です。
垂直と思える岸壁を持って荒々しい印象と相反して
高山植物が豊富で夏は花が咲き乱れます。

天気も良さそう。登り始めの「広河原」が標高1,520mですから、
ピークまで標高差は約1,700m。
北岳でテント泊だ、登ってやろうじゃないか! 
週末一泊で張り切って登ってきました。


雪渓をヘチヘチ登ります。

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岩場は赤ペンキを辿って。山頂にガスが‥‥。

guravi2012kitadake-3.jpgのサムネール画像

山頂につきました!案の定ガスってます。

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途中、道を間違えて、6時間もかかっちゃいました。

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お花畑キレイ。

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北岳山荘にテントを張ります。我が家から富士山が丸見え。

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翌日はご来光を見ようと間ノ岳へ。

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もう、キレイ過ぎて昇天。

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天気にも恵まれ、最高の山行でした。
北岳、キツかったけどすばらしかったです。

こんなに夢中になって、いったい何を指しているのでしょうか。
ひとつの目標があります。

国内の標高(○:済/△:予定/×:未/)

1位:○富士山
2位:○北岳
3位:○奥穂高
4位:○間ノ岳
5位:△槍ヶ岳
6位:×悪沢岳
7位:×赤石岳
8位:○涸沢岳
9位:△北穂高岳
10位:△大喰岳

アサガグラビ山と渓谷

秋の計画中

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グラビティ・ワークスの浅賀です。
毎日とても暑いですが、陽がだいぶ短くなり、影が伸び、
だいぶ秋らしい風を感じることも出てきました。
盆明けですので、すでに残暑と呼んでよいのかもしれません。

秋となれば、じっとしてられません。
もっとも、季節ごとに何かやる事を見つけては外にでていく性分なのですが。
紅葉です。楓の黄色、もみじやナナカマドの赤を求めて登山に行きたくなります。

去年から体育の日には身近の山仲間で遠征に出かけます。
今年はどこに登ろうかただいま計画中。
ただ、まだまだ山ブーム、そして空前テントブームでどこも混雑が予想され、
計画が難航してます。去年訪れた北アルプス涸沢ではテント1200張り、
トイレの列が50分だったとのこと。
交通機関の手配もままなりませんし、計画難航中です。

とはいっても計画は楽しいもの。
色づいた山を想像しながらあれやこれやと考えています。

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MTBを漕ぎました

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グラビティ・ワークスの浅賀です。
海の日にマウンテンバイクでツーリングに行ってきました。
荷物満載で林道を行く旅です。
目的地は元集落があったがらんどうのテント場とイワナ天国です。
愛車は15年ほど前にホームセンターで4万円ほどで購入した
『BRIDGESTONE CROSSFIRE』。クロスファイヤー。
我ながら充実した使い方です。振り分けは『mont-bell』。

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私らしかいないテン場。ロマンです。

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源流部。俗称、イワパラ(岩魚パラダイス)。

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釣果のヤマトイワナ(とニッコウイワナのハイブリッドっぽい)。
30cmを超える大きさのイワナを"尺岩魚"と言います。

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イワナとファイト中。釣りはこんな感じです。

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なんと、早朝に生まれた子鹿に遭遇! 
ニオイを嗅がれて親と思い込まれたか、途中までヨチヨチと着いて来てしまった。
案外ブタ鼻で可愛かった。隣で友人が"美味しそう‥‥"
とつぶやいたとか、つぶやかなかったとか。

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