ハングタイム・ライターズ
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。
(Tanima発信主 以後☆)こんにちは、本田さん。
(本田さん以後◆)よろしくお願いします。
☆私の方は雑誌、新聞等で本田さんのことは知ってまして
是非お会いしたかったので
本日は時間を作っていただきありがとうございました。
・・・昨年「紙処ながす」に試行錯誤の末、作り上げた紙すき場。
やるなー、水回りも完璧。主催者の本田秋香さん。
◆恐縮です。
☆何度も聞かれていることで申し訳ないんですが
但馬の長須というこの地に家・工房を構え紙すきを
研究することとなったんでしょう。
◆私は神戸生まれ神戸育ちなのですが、
昨年2013年6月から兵庫県の集落サポーターとして
ここ香美町長須地区に移住してきました。
ちょうど来た時に、長須では「紙漉」を
村おこしの一つの事業として取り組み始めており、
そのお手伝いをする事になりました。
約40年位前までこの長須地区は「紙すき」場がありました。
香美町山間部の冬場の仕事として
各村々から原材料が集められてきたそうです。
実際作業をされた経験のある方は残念ながらお一方も存命ではありません。
ですから私は本や紙すき工房を見学するなどして
手探りで器材なども手作して殆ど独学でやってるというのが現状です。
雪深いこの地域の農閑期の仕事として、
終戦直後までこの長須を含めた射添地区で
「射添紙」という和紙が盛んに生産されており、
周辺の集落では原料を栽培し長須などへ販売に来ていたそうです。
長須では子供のころ手伝った覚えがある方はいらっしゃいますが、
実際職人として紙を漉いていた方はおられません。
また道具や参考書などもなく、「紙漉」の一から調べることになりました。
古い本やインターネットで調べたり、
四国や岐阜へ研修に行ったりと見よう見まね、
手探りで少しずつ進めています。
☆そうでしたか。ぼくも子供のころ但馬の実家近辺で
紙の原材料となる「こうぞ」を蒸してるのを見たおぼえがあります。
◆今年から3年間は国の事業として地域おこし協力隊として
紙すきを中心に地域にかかわっていきます。
そうこうしている間に今年の3月で
集落サポーターの任務が終了しましたが、
まだまだ長須の紙漉は始まったばかりで、
いよいよこれから、という時期でしたし、
かといって直ぐに自立して紙漉事業を
継続していける状態ではなかったので、
今年の4月からは地域おこし協力隊として引き続き、
こちらで活動させてもらえることになりました。
・・・地区の子供たちと一緒に凧揚げに挑戦するそうです。
それにしても丈夫そう。
☆地域おこしということは地域活性や特産品を作り地域を元気にさせる等
かせられた使命はあるわけですね。
◆はい、そうですね。
求められることは採用している市町にもよりますが、
香美町では多くの集落に地域の人が積極的に関わって、
例えば特産品を開発するなどを目標にしています。
香美町といっても広いですし、
たくさんの集落があり、なかなか難しい課題です。
もちろん、他の集落でもお手伝いして
元気になってもらえる様がんばりたいですが、
現在長須の紙漉事業も途中段階なのです。
長須でもゆくゆくは地域の人と一緒になって
「紙漉体験」などを進めていきたいと考えていますが、
今はまだ中心的に動ける方がいません。
そういう方が現れるまでの間に
私も自分の技術を磨きつつ、マニュアルを作っていきたいので、
中途半端にほったらかさずに、できれば
紙漉にもう少し集中して進めたいと考えています。
☆お聞きすると、多くの集落は少子高齢化が進み、
なかなか「積極的に関わる」ということがとても難しいですよね。
広範囲になればなおさら・・
まずは長須の「紙漉」という事例を作りたい、といことですね。
◆焦らず、自分の足元をちゃんと確認し出来ることから
一歩ずつやっていきます。
私がここにいる原点である「地域の人と自然にかかわりあいながら」
ということを見失わず紙すきと手漉き紙を、
長須以外の周辺地域のためにも
(自分のためでもありますが)有効利用できればと考えています。
ゆっくりとですが、実際に「紙漉体験」や手漉き紙を使った
「とうろう作り」「カード作り」なども
地域の人・学生さんなどと一緒に行っています。
・・・すいた紙に絵付けして灯篭の完成。いい感じ。
なんか商品になればいいですね。
素直に高級ハンドメイド和紙でいいかも。
☆いいですね。
それと、やはり本田さんがこの地を大好きだというのは
見ていてよくわかりますが
現在の地域おこし協力隊が終了した後もぜひこの地でとどまっていただけるよう
また、「紙すき」が自力存続できるようなにか商品等考えられればいいですね。
◆そうなんです。
この地域の皆さんは協力的な人たちばっかりですごく助けていただいています。
それに答えられるよう肩ひじ張らない「地域おこし」が出来ればと思います。
主にかみの原料としてこうぞ、みつまた、がんぴがありますが、
長須では楮、三椏が使用されていた様で、
昔の名残で村の中に楮が自生している場所があります。
来年の春から本格的に原料の栽培も長須の畑で行う予定です
また昨年、和紙を漉く時に必要不可欠な
「花オクラ」を長須の各お家で1,2本育ててもらいました。
☆花オクラ、ですか。
◆はい、オクラの一種です。
紙漉では「トロロアオイ」とも言い、根っこの部分を使用します。
木槌で叩いて水に浸けておくと、非常に粘りの強いドロドロ液ができ、
それを紙を漉く時に混ぜることで、和紙独自の薄くて強い紙ができるんです。
ちなみに、接着や固める作用はありません。
また、 花の部分は食用になるんですよ。しゃきしゃきして美味しいですよ。
☆そうですか。すべてのものを自前で栽培して紙すきを復興させる。
すばらしいです。
◆ただわたしとしましてはあくせく働いてのお金儲けが目的てではないので
ここでのゆったりした時間の流れの中での生活を軸に紙つくり・地域の活性・
自分のミニマムな生活が可能になればそれが地域おこしとなるのではないかなと
思っています。
まず、自分も楽しむ。基本ですね。
そんなところから ~イキイキ生きることを考える~ 。
☆国や町は早急なる答えを求めたがりますが、
マイペースで息切れしない楽しい地域おこし進めてくださいね。
ぼくも微力ながら応援させていただきます。
「紙処ながす」とTanimaのコラボで紙のテディ・ベア作ろうかな。
是非、本田さんには但馬のこの地に残っていただき
10年先の存在も危ぶまれる地方を少しでも魅力あるものにしていきましょう。
もちろん、ご本人も大いに楽しんでいただくのは基本ですが。
今日はありがとうございました。
tanima
少し前の話・・・。
1/100 ザク 旧キット、、通称モナカキット。
その後の制作は遅々として進んでませんが(汗)
一度やってみたかったビフォーアフター!
改造したキットは素組もせずにいきなり改造し始めちゃったので
わざわざザクをもう一個買いました。^^;
「誰がために!?」という声が聞こえてきそうですが、、
まぁ、他にも転用できるので良しとしましょう。^^;
世のモナカキット改造モデラー(主におじさん)の一助になれば幸いです。
※写真の順番が "アフタービフォー" になっちゃてるのはご愛嬌なので、
そこはツッコまないでくださいね。(笑
それでは、『 なんということでしょう!』をご覧ください♪ w
※レンズ、アングルはまったく一緒です。
CGによる加工・作為は一切ありません。(笑
(あ、トップの写真の●モノアイだけ加工してます)
そういえば、正面からの写真は初めてかもですね。
思いっきり姿勢が良い左と、、ちょっとやる気無さげな右、、の立ち姿。
頭の右側がちょっとへこんで見えるのは光の加減、、
ハイライトです。たぶん。
改造版はやはりちょ~っと頭が小さすぎたかなぁ~、、と。
素組みのほうは30分ほどで組み上がりましたが、
実に30年ぶりのご対面にちょっとした感慨が...
という感じ。とりあえず比較写真を撮り切って満足。
・・・
世の中は、We are 99%の、、
市民革命でも始まるのか?くらいな勢いで、、
なんかモヤモヤしてますね。。私もモヤモヤしてます。。(笑
今週も頑張って働きましょう。