ハングタイム・ライターズ

何も見ない日はないのです。何も思わない日はないのです。

2014.11

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キノコ料理 ムキタケ 2014

10月の白馬でのキノコ狩り山行での収穫物のその後です。

キノコ狩りで収穫したキノコは
「ムキタケ」「クリタケ」「チャナメツムタケ」「シロナメツムタケ」などなど・・・。

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初心者は初心者の裁量を鑑みて、
「チャナメツムタケ」と「ムキタケ」を中心に、
シイタケサイズから手のひらサイズまでの
十分な量の獲物を分けてもらって
自宅に帰って、夜中にせっせっせと下処理をしました・・・。

水につけて、汚れを浮かして、洗って・・・をなんどか繰り返す。

チャナメツムタケは水煮にしてそのまま煮汁ごと保存。

ムキタケは水気をとって、そのまま
フリーズパックに分け3袋分を冷凍保存。


あまり目にしないキノコなものですから、
キノコ狩りの現場を知らない人にとっては、
ある種、得体のしれないものですから、
これは
人頼みにはできません・・・。

普段料理をしないものですから、
あまり自信はありません。
しかし、失敗できません。したくありません・・・。


想像力をたくましくして、
もっとも失敗のないだろうものから行く。

冒険などしません・・・。

最初が肝心です。


キノコ汁です。

冷蔵庫に残っている白菜やら肉やらと一緒に
味噌仕立てに・・・。

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これは、うまし!!!
やっぱり間違えなし!!!


これに気を良くして、後日2作目。

いわゆるペペロンチーノ。的に仕上げると、どーなの??

オリーブオイルを熱して、ガーリックを炒めて、
冷凍から戻したキノコを炒めて塩コショウ。・・・・
まずはそれだけ。

→シンプルで良し。
酒のつまみによし。

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半分取り出し、
それをつまみにワインをちびちび飲みながら
フライパンに残したキノコに
ざく切りした自作プチトマトを放り込みむ。
ちょこっと醤油とマヨネーズをたらし、
粉チーズを振りかけて仕上げ・・・。

こってりコース。
→ご飯のおかずに。
トーストしたパンにはさんでもきっとおいしい。

ぷりぷりの肉厚のムキタケが
熱々のままツルリと喉に入ってきてやけどをすることから
「ムキタケ」は別名「ノドヤケ」などと言われてるそうで・・・。

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本屋さんでまるまる一冊きのこの料理本を見つけたので
思わずGET。

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キノコは何をやってもおいしそうです。


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多肉植物やらサボテンやら。@LIONビルst。

いくつかを陶器鉢に生け、いくつかは仕入れた状態で、
浅草「LIONビルディングスタジオ」にお届け。

ちょうど木製の箱があって、ディスプレイ用に使わせてもらう。

ユーフォルビアやクラッスラやセネシオや・・・

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ベンケイソウのミニポットもぞろり・・・。

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ハオルチアやガステリアや・・・

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サボテンいろいろのコーナー。

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ハオルチアいろいろのコーナー。

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LIONビルスタジオは建物のビンテージ。
取り扱いの家具や雑貨もアンティークなもので、
多肉植物がよく合います。

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八ヶ岳山行 2014 2日目・赤岳/横岳/硫黄岳

いやー、よく寝た。
8時前には寝ました。
大部屋の住人の動きやいびきで何度か起きたけど、
起床時間の4時まではゆっくりできましたよ。

サスガ、小屋泊まり!!


悪天候のために、予定を1時間後ろ倒しにして、
4時に起床。
ライトをそぉっと点け、荷物を持ち出し自炊部屋へ移動。
湯を沸かし、朝ごはん。
スープ。マジックパスタ。クラッカー。コーヒー。

昨晩降り続いた雨は一旦上がり、夜明け前は満天の星。

小さなバックに荷物をまとめる。
行動食。バーナー。水。レスキューキット・・・。

大きな荷物は小屋におかせてもらう。
いわゆる「デポ」ってやつです。

合言葉は
「デポってサイコー!!」

トイレを済ませて、いざ出発。(5:20)

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暗がりの中からコースに入るのは、
経験の乏しい身には、ホントに難しい。
4人縦列の3番目を歩いていく。

中山乗越(5:50)

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夜明け前に見えていた星はすっかり厚い雲の中に。
行者小屋に到着(6:00)

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小屋に止まっている山人達が、
朝の様子を見に外に現れたりしている。

ドリンクを一口二口飲んで、赤岳に向かう。

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暗がりの中では、皆無口。

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地蔵尾根にやがて難所が現れてくる。

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ご来光が見えるわけでもない。

前へ前へ。

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徐々に高度を上げる。

いやー、しかしガスってるねぇ・・・。

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クサリ場。
なかなかの威圧感。

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視界が良ければ、もっと怖かったかも。

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お地蔵さんに見守られながら登る。

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ジグザグと岩山を登る。

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チェックポイント、地蔵の頭に到着(7:00)

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地蔵の頭から5分も歩くと、赤岳展望荘。

風の通り道に風力発電装置が並ぶ。

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南八ヶ岳の主峰だけあって、
赤岳のまわりには山小屋が充実している様子。

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すぐに出発。

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もやの向こうに見えているのが、赤岳なのかどうなのか・・・。

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岩山を超えていく・・・。

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雲の動きが早い。
太陽の存在が確認できる。

空色がときどき見えるだけで、テンションが少し上がる。

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赤岳山頂はもうすぐ。

おっ、ちょびっと青空!

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山頂の一歩手前。

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赤岳頂上山荘(8:00)

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山頂が見える。
青空もときどき見える。

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本日のメインイベント。
赤岳登頂!!!(8:05)

(振りかえると、この時だけの陽の光&青空でしたね)

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ほら、あっというまに雲に覆われる。

少し粘りますか・・・。とシャッターチャンスを待つ。

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訪れる山人達の記念写真を頼まれるお返しに
こちらのカメラもシャッターを押してもらう。

仲良きことは美しきかな。

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さぁ、ここから尾根沿いは風が強いですよ。体か冷えますよ。
と、隊長の号令で行動食を胃に入れ、防寒を万全にする。

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うーん・・・やっぱり陽は出ませんねぇ。

後ろ髪を引かれつつ、次のポイントに向け出発(9:00)

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再び岩場にハシゴやクサリが現れる。

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岩山を回り込み。

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梯子を登り。

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前へ、前へ。

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横移動の中で、登ったり、下ったり。

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横岳登頂の図。

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横岳。2829m(10:00)

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うーん。何も見えない。

することもなく、次に向かうか・・・。

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横岳からの尾根は猛烈な風。
体感的に風速20mからきっと瞬間的に30mの風。

横風に体を傾けながら、前に前に・・・。

緊張の中、硫黄岳山荘に到着(11:05)

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いやー、すごい風だったねぇ・・・。

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ふぅ・・・、すごい風だった・・・。

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悪天候のなか訪れた山人のために、
ストーブに火をつけてくれる小屋のレディ・・・。

の、うしろで身支度を整えながら、
あ。ウェアの前後ろ間違えちゃった・・・なんて、
レディから笑いをとる隊長。

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一息ついて、次へ。

猛烈な風の中へ。

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この石をつみあげた道中の目印(ケルン)を7つか、8つたどると、
硫黄岳山頂です。・・・と隊長。

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なだらかなガレ場。

猛烈な風。

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途中に爆裂火口があります。

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本日は、何も見えません・・・。

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硫黄岳登頂。2760m(11:55)

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いやー、何も見えないね会議

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何も見えないし、行きますか。

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あ、これ、避難小屋だよ。
これで助かった人もいるんだろうね。

これ、冬にこの風が吹いてて、装備も手薄な時に雨なんか降ってきたら、
もう、アウトだよ・・・。

の図。

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徐々に高度を下げていく。

森に入っていけば、風の影響も避けられるだろう。

森のちょっと手前。赤岩の頭に到着(12:10)

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森の中はやっぱり静かだねぇ・・・。
なんか、おなか減ったねぇ...。
ちょっと開けたところがあったら、お昼にでもしましょうか・・・。
下りがタラタラとしばらく続くし・・・。

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で、お昼です。

各自バーナーに火をつけ、お湯を沸かします。
それぞれセレクトしたお昼メニューを準備します。(1:05)

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ナポリタンをかぼちゃのスープ。
食後にカフェオレ。

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カップヌードル・ルフィル。
ジェットボイルはホントにあっという間にお湯が沸く。

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寒い中のアツアツのスープ。
今どきのインスタントはうまいうまい。

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マジックパスタは、お湯を入れて3分。
山で「速さ」は一つの正義です。

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一息ついて、再び歩き出す。
赤岳鉱泉の小屋まであと一息。

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沢を渡る。

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橋を渡る。

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ベースの赤岳鉱泉の小屋に到着。(1:50)

預けておいた大型のリュックをピックアップ。
荷造りをし直して、車のおいてある駐車場へと向かう。

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昨日来た道を逆になぞる行程。

雨が降る前に・・・と思っていたが、パラパラと降りだしてきたので、
堰堤広場でザックカバーをし、レインウェアを装着。

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もう、ひたすら下る道。

各自黙々とゴールを目指す。

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美濃戸山荘で、水を一杯。
もう、着いたも同然。

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3:40分。駐車場に到着。

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荷物を下ろし、レインウェアを片付け、
温泉グッズをザックから出して車に乗り込む。

地元の温泉に入って、山の汗を流す。
高速に乗り、ドライブインで夕食。
お土産を買って、渋滞の中、東京を目指す。

3連休の中日だから、これでもまだましな渋滞なのだろうな・・・。

22時半。新宿駅到着。
長い運転。ご苦労様でした。

今度は、視界良好天気爽快な八ヶ岳に挑戦したいっす。

あ、そういえば、今回おニューの靴で本格的に上り下りしたけど、
かかとの靴ずれ、だいじょぶだったなぁ・・・・。

これもおおきな収穫だわ・・・。

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八ヶ岳山行 2014 1日目・美濃戸ー赤岳鉱泉

11月初めの3連休。
秋の終わりというか、山としては冬の始まりというか・・・。

山の先輩たちの恒例の八ヶ岳山行に同行させてもらう・・・。

始発列車に乗って、集合場所の新橋へ。
6時に予定通り着くと、コンビニに隊長の姿。

いやー、すでに3つ忘れ物が・・・・。との弁。
裏銀座縦走では電池切れに祟られた隊長が、
今回は忘れ物に受難の相か・・・・・。

雨の降り出しそうな空模様のなか、
そんな話をしているうちに40台前半から後半の男4人が揃う。
酒やつまみや冬装備を詰め込んだ
15キロばかりのリュック4つをステーションワゴンに積んで
いざ中央道にて八ヶ岳へ向け出発。

いくつかドライブインにより、コンビニにより、
舗装道路から、林道に入り、男4人と山装備のつまった
リュック4つを積んだいつもより重い車の扱いに
慎重になりながら、何とか予定通りに
八ヶ岳、美濃戸の駐車場に到着。

やれやれ、雨かぁ・・・と男4人雨合羽を着こみ、
ザックカバーを用意して山に入る準備を整える。

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赤岳山荘に駐車料を払い、水を汲み、
登山計画書をポストに落とす。

シーズンが終わりかけているからなのか、天気のせいなのか、
小屋の人たちも、どこか気合が入っていない感じがする。

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さて、ぼちぼち行きますか・・・。

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1時間ばかり歩いて、堰堤広場に到着。
小休憩。身支度を整えて、再出発。

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我々はいま、南八ヶ岳の北沢を歩いている・・・。

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八ヶ岳は水が豊富。

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雨にぬれているので、足もとに気をつけて歩を進める。

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お、これはホコリタケ。・・・とキノコ熱の冷めぬ隊長。

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針葉樹林のなか、隊長はキノコを探しながら進んだらいいのだが、
うまいこと見つからず・・・。

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なにやら、建造物が見える。(12:30)
どうやら本日のゴール地点、赤岳鉱泉に到着の模様。

この不思議な建造物は、
冬に水をかけて人工の氷壁を作る土台なのだそう・・。

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テン泊の受付でもしに行きますか・・・。

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コースの確認でもしておきますか・・・。

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お土産のチャックでもしておきますか・・・。

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さて、場所を決めて、テントでも張りますか・・・。

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と、思っていると、どうも様子がおかしい・・・。

本日忘れ物の受難の相が出ていた隊長が、でかい声で、
「あ"-フライ忘れたぁ!!!!!!」
「駄目だぁ!!!!!」「ごめんなさいぃー!!!!」

雨の中のテント張りかぁ、雨の中の宴会かぁ・・・
雨の中の寝泊まりかぁ、雨の中の撤収かぁ・・・と覚悟していたが、
それはあっさりと小屋泊まりに変更されたのでした・・・。

ほんとによく探したのぉ...?

なんて、突っ込まれる。

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テント場の料金を宿泊へと清算しなおし、部屋へ案内される。
天気の悪い3連休ということもあって、小屋はすいている。
濡れたレインウェアやザックカヴァーを乾燥室へ干しに行き、
あと我々が本日することは、「宴会」のみである・・・。

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モーしょうがないから、ビール一杯おごりますよ。
と、隊長。
そりゃぁそーだろうと、遠慮をしない隊員たち。

2時を前に、明るいうちから宴会が始まる。

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ソーセージなどジュー!する。

先週の白馬で隊長が収獲したキノコでキノコ鍋を作る。
白菜。豚肉。油揚げを放り込む・・・・。

うまし!!!

それぞれが持ち寄った日本酒。焼酎。ウィスキー。ワインを次々に空ける。

〆には途中のコンビニで仕入れたうどんで仕上げる。

うまし!!

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宿の自炊室で5時間ばかりの宴会。

明日が山登りの本番なので、飲みすぎには注意。

しかし・・・。

すいている小屋は快適だなぁ・・・・
楽だなぁ・・・。

クセになりそう・・・。


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