ハングタイム・ライターズ

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北アルプス裏銀座縦走2014/山中3泊/③鷲羽岳

新宿からのバスの中も、初日の烏帽子小屋でのテン泊も
3時間ばかりの睡眠。

2日目がへとへとになるほど歩いたけど、それでも、
落ちるように眠る。というわけではなかった。

体は疲れていても、ココロのストレスはないんだなぁ・・・やっぱり。

テントの撤収は鷲羽岳から
降りてきてからゆっくりできるので、と、
3時起床。

テントの中で朝ごはんを食べて、山荘でトイレを済ませて、
いざ、鷲羽岳へ出発。

ザックにカップを入れて上がってください。
山頂で、コーヒー飲みましょう。

と、隊長。

2日目がちょっと大変かもしれませんが、
3日目からは楽勝ですから・・・。
という隊長の言葉ははたして本当かどうか・・・。

AM4:20 3日目の登山スタート。

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鷲羽岳までは迷いようのない一本道ということで、
歩みの速度が違うので、各自のペースで登ります。

自問自答の哲学の道。
これも山登りの一つのよいところかもしれません。


夜が明け始める。

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鷲羽岳は石の山です。

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山頂まで、あとちょっと。
がんばれ、オレ。

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鷲羽岳2924m。山頂到着。(5:40)
案外と早かったですね。と隊長。
ほめられて伸びるタイプの末っ子気質。

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夜明け前。

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どこにいても、やはり槍ヶ岳をみてしまう。
サスガ、槍ヶ岳。

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雲に隠れて少し遅れてやってきた本日のご来光。

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ご来光を目当てに登ってきたビタミンカラーのクライマーたち。

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隊長、湯を沸かしてコーヒーを入れてくれる。

最高の一杯。

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鷲羽岳から下山する。

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登ってきた道を下る。
三俣山荘が見える。

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昨日はへとへとでその姿を見ることもできなかった三俣山荘。
(7:30)

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ちょっとオシャレ感、かもしだしてます。

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下山して、ゆっくりとテント撤収。
1時間ばかりかけて、テントや寝袋やマットを日干しする。

本日も晴天なり。

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一息入れたところで再出発。
次は三俣蓮華岳を目指します。(9:00)

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ところどころに万年雪。
ゆっくりと山に溶け出して、清流を作る。

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あれが三俣蓮華岳。

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登らずに、巻き道もありますが、どうしますか?

ギブアップしますか?

答えはNO。

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登りながら、やはり槍を写してしまうね。

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野の花なんか撮って、今日は余裕じゃん。

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おっ、リンドウだね。
なんつってね。

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三俣蓮華岳 2841m 登頂。(10:20)

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つぎは、双六岳を目指します。

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昨日に比べれば、なんと平和な道のりか。

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先に進んでいた隊長が、分岐点で待っている。

試しにお互いのリュックを交換して、その背負い心地を確かめてみる。

値段の違いは軽さと背負い心地に現れる。

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ここからも巻き道に行けますが・・・
ギブアップしますか?足の調子はどうですか?


答えは・・・No。

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槍ヶ岳を見ながら、歩く。

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双六岳 2560m 登頂。(12:30)

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ここから、本日のラストスパート。
双六岳から双六小屋までを下る。

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巻き道を来ていたら、ここで合流してました。

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あと、もう一息。

結構な勾配を下る。

下りがつづくと、やっぱり足に来るね。膝に来るね。

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やったぁ・・・。
双六小屋に到着。(13:50)

見覚えあります。

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隊長は先に到着していて、テント受付と
場所の確保を済ませてくれている。

テントを設営して、ビール。ビール。

まずは、おでんでビール。

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そして、2本目は贅沢にプレミアム。

よくがんばった!オレ!

晩飯は海老ピラフ。つまみはシシャモ。

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朝に登った鷲羽岳が見える。

あの山に登ったんだなぁ・・・・
と、感慨にふける。

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双六小屋のテン場。
中央の黄色い二つのテントが我らがテント。

暗くなるころにはテントにもぐりこみます。

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無事、3日目が終了。

結構大変だった2日目のあとだったけど、
なんとか目指す山々を登頂してきた。


明日は、下山。
距離があります。

足にきます。膝にきます。きっと。


2時起きで出発の準備します。


2014/09/hittaka@desk


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