槍ヶ岳へ行くのだ。
と決めた後、とにかく絶対に必要な個人装備だと、
自分のものとして買い揃えたもののうちの一つ。
テントの中とはいえ、薄い生地を隔てた下は高度3000メートルの地べた。
しかも、10月。風が吹くかもしれない。雨が降るかもしれない。
もしかすると、雪がちらつくかもしれない。
寒くてたえられない。ということは大げさでなく、
生死にかかわることなのだ。ということを本で知り、
お店(モンベル)に行って、売り場のまえでしばしたたずむ。
品選びのポイントはいくつかあって、
機能。サイズ。重量。デザイン。強度。使い勝手。メンテナンス。・・・
安い。がでかい、あるいは、重い。
小さい。が、高い。上を見ればきりがない・・・。
などなど・・・。どうするかどうするかと悩ましい。
シュラフ(ドイツ語)英語ではスリーピングバッグ・・・
いわゆる寝袋は、お店の方と話をして、
値は張るがコンパクトにもなる良質のダウンに。
ほか、オレンジ色のがマット。黄色の袋がエアーまくらです。
こちらもお店のスタッフに使用方法を聞きながらセレクト。
先日の初登山、五竜岳山荘のテント場でデビュー。
それなりに快適な居心地と眠りを手に入れることができました。
寝袋は、とても元の袋に収まりそうもないものを、
青い収納袋にグイグイっと圧縮しながら詰め込んでいきます。
軽く。コンパクトに。
これは、山登りパッキングのキーワードです。
しかし、山のギアたちは、お値段張ります。
2013/09/hittaka@desk