引越しすることになって、一つアタマを悩ませてくれたのが、
わが愛すべき小さな庭の木や花々たちでありました。
特に梅ノ木とさくらんぼの木は、もうかれこれ7,8年の樹齢があり、
根元は大人の二の腕ほどか子供の太ももくらいの太さになり、
マンション側のコンクリートのそばに植えていたこともあったし、
ちょっとやそっとで抜けるようなものではありませんでした。
近所の植木屋さんに相談もしましたが、一言
「こりゃぁ、難しいなぁ・・・」
移植の労力と成功の可能性とスケジュールとをあれこれ考えて、断念。
長く親しみ愉しませてくれた2本の木とお別れすることとなりました。
相談に乗ってくれた親子2代のベテランの植木屋さんが、
これまで楽しませてくれたと感謝して、
また、新しい土地に新しい木を記念に植えたらいい。とアドバイスしてくれました。
それで、少しココロがほっとしました・・・。
3月の末に引越しのスケジュール。
少しずつでも引越し準備を進めるにあたり、
梅の花が咲き、咲き終わる頃に梅ノ木を剪定、伐採。
桜の花が咲き、咲き終わる前に桜の木を剪定、伐採。
寂しいものであります。
ごめんなぁ。
桜の木には桜の花が咲き、さくらんぼの実がなりました。
梅ノ木には梅の花が咲き、梅の実がなりました。
賃貸のマンションだしね。
これまで、ありがとさんよ。
2011/04/05/hitaka@desk