広告は刺激を与えるのが目的です。
刺激とは差異のことです。
新しさの違い。美しさの違い。おいしさの違い。
価格の違い。重さの違い。便利さの違い。存在感の違い・・・。
製品やブランドは差別化合戦をくりひろげます、
各企業はしのぎを削って製品開発をし、
欠点をなくす努力をしますので、
やがてその差は生まれにくくなってきます。
製品に違いが見出せなくなり、
ついに製品にNEWSがないのに
広告だけはしなくてはいけない。
などという状況があらわてきます。
さて広告だけが差異を出す唯一の方法だ。
などとなると、広告に負わされた責務は重大です。
体力のある企業は
まず、男性篇と女性篇を作ったりします。
ビールの場合はイメージ篇と品質篇なども作ったりします。
で、BIG ARTSTの登場です。
出演者然り、使用楽曲然りです。
違いを見せる方法論をタレントに頼るわけです。
体力がなくてはできない仕事です。
そしてここで言う体力とは財力を指します。
制作費にも媒体費にも莫大なコストがかかってくるわけです。
ドライはナンバーワンブランドを維持するために、
なにもかも、一番でなければ気がすみません。
そんな使命を受けて、
いま、登場させるタレントでナンバーワンは・・・。
福山雅治ぜよ。
と、なったわけですね、きっと。
2010/06/21/hittaka@desk