ハングタイム・ライターズ

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ニシグチtenkoノリコ

ドラマ旬報:「新参者」

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TBSの日曜劇場は、局制作という事もあって、
今クールも豪華キャストが集結しました。
隅から隅まで、今のトップスターぞろいという、
ある意味嫌みなキャスティング。
これでもか!という布陣は大河ドラマ並みですね。

東野圭吾原作の刑事・加賀恭一郎シリーズであり、
2010年、2009年連続で「このミス」ベスト1を獲得した話題作です。
私は原作を読んでないので、阿部寛というキャスティングが
あっているのかいないのか分かりませんが、おおむね好評らしい。
東京は人形町を舞台にしただけあって、
"人情ミステリー"という風情ですが、どうもなあ......。
Twitterや、ドラマ公式サイトの投稿などを見ると、
多くの人は満足し、絶賛されていますが、私はかなりダメでした。

スタッフクレジットをよ~く見ていただけると分かると思いますが、
音楽プロデューサーの「志田博英」さんが、もう、私はダメなんです。
この方がスタッフィングされると、大概似たような音付けになります。
『ドンヒャ!』とか『ピラリ~ン』とか『ぞぞぞ、バハッ』みたいな効果が
入るドラマ、分かります?
ものによっては、とてもうまい方なのでしょうけれど、
人物の感情に音をつけるというよりも、ドラマのシチュエーションに
音をつける感じと言いましょうか、
聴いてて、段々その過剰さに疲れてしまうのです。
一言で言えば、「うるせえよ!」。

そう言った意味では、今の福山雅治「龍馬伝」は、
毎回、音楽の支えと役者の演技、
それを引き出す演出で毎回グッと感動させられます。
これについては、そのうち。

「新参者」2話目以降もキャストは魅力的ですが、
もう、あらすじだけ読めばいいかな......。

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