スタッフブログ

地球が回ってる限り、宇宙が膨張し続ける限りHUNG TIME TIMES!

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モンキチョウ:2016

秋。
モンキチョウが脱皮。

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かと思ったら、
交尾。

速くない!?

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春と秋、年に二回発生するんだそうですな。

虫の世界は謎だらけ。

hittaka@desk

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妙高山-火打山/2016

ツバクロからの下山の苦労からひと月以上経って
そのつらさも忘れかけた頃のお誘いを受けて、
新潟、妙高山/火打山に行ってまいりました。

今回は計画決定から実行まで、
うっかりしたり、勘違いしたりして時間がなく、
慌ただしく準備。
水曜日、食材など購入
木曜日、パッキング完了。
週末金曜日夕方に家に帰ってシャワーを浴びて
着替えて、荷物を担いで再び登りの電車に乗る。

20時半新橋集合。(隊長の仕事20分の押し)
コンビニでドリンクを買って高速でGO!

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スタートの燕温泉付近の駐車場に
テントを張って仮眠の計画。
途中、道がふさがれていたり、
予期せぬ雨が降ってきたりしてヤキモキするが、
無事クルマを止めてテントを張って就寝。
1~2時間の睡眠をとる。

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4時、起床。行動開始。

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タイツを履いて、サポーターつけて、
水筒に水を詰めて、
多少の腹ごしらえをして、トイレをすませて
出発の準備をしているうちに空が少しづつ明るくなってきます。

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おっと、妙高山の地図発見。

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パチリ。

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下界の町は雲の下。

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ぼちぼちと出発
5:45

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あれが、妙高山か!?

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下山したら、ザブンと行きますかね。
なんて言いながらね。

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15分も歩いたところ。
体が温まってきたところで
1枚脱いどきます。

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温泉街と山道の境。ってところでしょうか。

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妙高山はトリカブトの山でもありました。

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活火山は温泉をジャブジャブと噴出させる山でもありました。

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高度を上げていきますが、
足元はまだまだ優しいもんです。

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いよいよ山道らしくなってきます。

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おっ、4合目だって。

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湯道分岐だって。

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胸突き八丁だって。
胸突き八丁ってどういう意味でしょうね。

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それは、長い急登という意味なのです。

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5合目
7:55
2時間が過ぎていますが、まだまだ余裕。

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天狗堂到着。
8:15
胸突き八丁を30分で登りました。

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光善寺池通過。
変なキャラクターのサイン。

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8合目、風穴をのぞきこむ隊長。
8:43

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林間を抜けて、見晴らしがよくなる。

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こんな感じで、アルプスの山々が見える。

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クライマックスかぁ。

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鎖場。
9:28

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9合目なんだな。

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足場があって、乾いていて、鎖もあって・・・
体調万全であれば、怖くはない。怖くはない。

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隊長の雄姿。

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高度感を感じていただきたいが・・・。
どうでしょう?

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さて、山頂まであと一息。

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うーん、いい眺めだ。

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お、隊長は登頂。

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やったぁー。
10合目到着。
10:00

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隊長の雄姿その2

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珍しく自撮り2ショット。

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ととと・・
ここは妙高山・南峰で、
三角点は北峰のようである。

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100m先の北峰目指してヨコ移動。

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火山活動が作り出した巨岩のわきを通りまして・・・

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妙高山・北峰到着。
標高2446m
10:15
およそ1344mの高低を4時間半かけて登りました。

近くのおじさんに撮ってもらう。

・・・・・

休憩もそこそこに、
多少の腹ごしらえをして次のポイントに向かいます。
本日のテン場「高谷池ヒュッテ」は、もう少し先なのです。

高谷池ヒュッテから登ってきたおじさんの情報では、
テン場は工事中で数が少ないよ。
遅くなると場所がなくなるかもよ・・・
的なことを言われて、少し急いだのです。

胸突き八丁、最後の鎖場・・・と登ってきた、
急登の山の裏側を、今度は下るのです。
10:30

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行きはよいよい、帰りはこわい・・・。
登りは息が切れるが、下りは膝が笑う。

山の北面は昨夜までの雨の影響で
ウェッティーで、スリッピー。

斜度のきつい狭い下り。
ストックをたたんで、両手両足を使って降りていく。

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急な下りは気を使う。体力を使う。
写真を撮る余裕がなかなかない。
これは、途中、隊長がキノコを見つけてゲットしていたシーン。

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ホコリタケの幼菌ですね。
ウシシシシ。(隊長)

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斜度が少し緩んで、
一気の下りに一息ついた。
長助池分岐。
およそ400mをほぼ1時間で下ってきました。

いやー、大変でした。
無事で何より。自分。

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振り返ると、さっきまでいた妙高山。
火山噴火が作り上げた、妙に高い山。
急な下りのつらさが恨めしい。

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おぉ、外輪山の間の谷間はまた風景が違いますなぁ・・・。
隊長は余裕シャクシャク。

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下った後にまた登り返す。
そんなことはしたくはないが、
そうしなければ今日の寝床に到着しないのだ・・・。
そう言い聞かせて、駄々をこねずについていきます。

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大倉乗越到着。
12:30
「ちょっと、休みますか?」
「休みます!休みます!休まなければ進めません!!!」

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乗越をすぎて、高度を下げていって、
外輪山からの林を過ぎていく、開けた風景が広がる。

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特徴的な建物の黒沢池ヒュッテ。
小休憩。・・・
ちょっと腰をおろして、靴のひもを緩めて、足裏もみもみして、
ちょっとドリンクして、ちょっと行動食口に放り込んで、
再びGO。

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外輪山の外に広がる湿地帯。
火山の作った別世界。

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竜胆なんかが咲いている。

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振り向くとこんな感じ。
外輪山の向こうに妙高山。

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ブルーベリーを見つけると必ず食べてみる隊長&隊員。

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まったく山感のない茶臼山。
一応三角点がある。

追い抜いていく3人組にあいさつする。
テンバの混み具合を確認する。
私たち、これから撤収するので、そこに入るといいですよ。
なんてすれ違いざまのコミュニケーション。

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ガレ場を通って、池のほとりに出ました。
ゴールは近い。

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左が高谷池ヒュッテ。
右が明日目指す火打山。
明るいうちにルート確認。これも大事。

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小屋が見えました。
高い三角屋根です。

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テンバ到着。
はたしてスペースは残されているか。
14:05

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少し前に言葉を交わした、
本日撤収の方たちと入れ替えに無事、テント設営。
そういえば、1年ぶりだわ。

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テント設置OKマークはトンボのマーク。
隊長は火打山じるし。

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やれやれ、と、本日の戦いをねぎらって乾杯のビール。
サッポロの新潟限定ビイル&コーラ。
3リットル汗をかいたら、3リットル水分補給。

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お、もう3時過ぎてますなぁ・・・
飯にしますかぁ・・・
と、隊長の手料理タイム。

オリーブに、ひよこ豆に、コーンビーフに
マヨネーズをかけてぐりぐりぐり。

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妙高山のくだりで収穫したホコリタケたちは、
弱火の遠火で良く火を通します。
オイルを用意してなかったので、マヨで代用。
全体的にきつね色に焼き色がついてきたら
塩を振って出来上がり。
熱々のおいしいつまみをあてに
ビール、ワイン、焼酎とあけながら、仕上げは
それぞれ牛飯やらカレーやら。

このテンバの水は煮沸して飲料利用してとのことなので、
明日の分の水をコトコト沸かしてはさまして用意。

そんなこんなしながら、6時過ぎ
あたりが暗くなってきたところで
各々、テントへシュラフへもぐりこむ。

明日はどうしましょうかと
4時頃出発しましょうかとあたりをつける。
テンバはベリーフラット、
熱くなく、寒くなく、風もなく、6時半ごろ一旦就寝。

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寝不足でもどんなにへとへとでも、
目が覚めるときは目が覚める。
ふと目が覚めて、時計を確認すると8時。
思いのほかすんなりと眠りについたと思ったのに
1時間半というあまりに浅い眠りにちょっとがっかり。
でもまァ、目がさめちゃったものはしょうがない・・・
ここぞとばかりに寝袋のファスナーを開けて、
テントの中でストレッチやらマッサージやら。

リラックスしているうちにまたウトウトと
おそらく10時前に眠りに落ちました・・・

***********

3時、隣のテントの隊長の気配を感じながら起床。
良く眠れました。と、一安心。
もぞもぞ起きて、
湯を沸かして、珈琲を飲む。

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ヘッドランプをつけていざ出発
4:15

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ヘッドランプが命綱。
湿地帯の木道を歩く。

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山道に入り、高度を上げていく。
徐々に夜明けの気配。

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ライチョウ平
5:15
ライチョウはいない。

軽い荷物。軽いからだ。
休まず山頂を目指す。

デポってサイコー!!

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徐々に空が明るくなっていく。

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太陽の気配と合わせて、ガスが動きだす。

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ご来光!
5:40

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雲の動きを動画に収める隊長。

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火打山登頂!
5:50
標高2462m
妙高山より、こっちのほうがちょっと高いんだな。

テンバから1時間30分
350mの高低。コースタイム通り。

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更にその奥に焼山が見える。
ぱっくりと避けて口をあいた山頂からは
常に噴煙が立ち上っている。

まさに活火山。
立ち入り制限は当然な様子。

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さ、朝ごはんだ朝ごはんだ。

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久々のチリトマトヌードル。
そしてブレンディー、カフェオレ。

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ガスってきちゃいましたし、行きますかね・・・。
ケルンの中の石に書かれたラブレターを読むの図。
6:35

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下りは一転ガスの中。

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北欧チックでもある。

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朝露を帯びた、野生のブルーベリーの紅葉の美しさよ・・・。

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小屋に到着。7:48
1時間10分のタイム。
なんだかやけに嬉しそうなのは、朝のお通じの気配からか。

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山の道具はカラフルである。

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ぼちぼちとテント撤収。
撤収の合間を縫って下山用の飲料水を煮沸して用意。
水の準備の合間を縫って、湿ったテントを乾かしたいが
薄曇りで、そこはいまいち。

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あー!テントの札、一緒にしまっちゃいまったぁ・・・

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さ、行きますか。
さらば、高谷池ヒュッテ。
9:18

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もう、秋ですなぁ。
なんて言いながら。

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お、これは!

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まさか・・・いや待てよ・・・

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んー、マツタケモドキじゃぁ・・・ないなぁ・・・。

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カキシメジだぁ・・・残念。毒キノコです。

こんなことしながら、隊長は進んでいく。

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そうこうしているうちの分岐点

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ここは、富士見平
10:00

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この辺は歩きやすいね。

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じょじょに高度を下げながら・・・

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おぉ、開けた開けた。

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小川を超えて・・・

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木道をてくてくのんびり歩きます。

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見覚えのある特徴的な屋根の小屋
黒沢池ヒュッテ。
ちょっと休憩しましょう。
10:40

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比較的楽な道でしたが1時間20分くらい歩いてきました。
木道は平ですが、クッションが効いていないので、
足の裏には優しくありませんね。

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おそらくこのあと、長く、時に急な下りが続くだろう。と、
靴のひもをいったん緩めて、リラックス。
カルピスウォーター500ml一本行っとく。
隊長はドライバナナチップス。隊員はミックスナッツ&ベリー

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さ、いよいよ帰路に向けてスタートしますか。
11:00

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三ッ峰分岐を目指します。

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比較的使われてないほうの登山道かな。

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この道は竜胆の道でもありました。

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いやー、いい眺めだ。

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徐々に、高度を下げる。
クッション効いてるゥ。歩きやすいぃ・・・なんて、
最初のあたりは辺りは余裕。

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徐々に斜度が上がり、
スリッピーな箇所やガレた場所などを
ときどき滑ったり、ずっこけたりしながらやり過ごし、
三ッ峯分岐到着。
11:50

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ここからのくだり、地図によっては点線状態でした。
息を整え、集中し、勇気を出して、ストックはしまって、
ロープを使って、垂直降下なスタートです。

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崩落箇所もあり、ロープに頼り過ぎるのは
かえって危ないかもよ・・・なんて言いながら慎重に。

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いやーー、ちょっと緊張しましたよ。
そうでしたか。
大倉分岐12:10

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息を整えて、先へ進む。
ガレた足場に集中して、
横幹に頭をゴチゴチぶつける(10回)

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黄金清水、通過 12.25

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これは、ドクツルタケです。
猛毒注意。

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これは、何だ・・・

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ちょっとわからないフクロダケだなぁ・・・。

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お、渓流の音が聞こえてきた。
ひたすら高度を下げる。
つらさもピークになってくる隊員。

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北側の斜面だからウェッティーでコケーッティーでスリッピーなんだよなぁ。

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お、「!」マークの川渡りポイントだ。
小休憩かな?三ッ峯分岐から1時間以上歩いてるしな・・・
みんな、休んでるしな・・・。(期待値上がる)

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リュックを下ろさず、休みましょう。
さ、ちょっと水分補給したら、行きましょう・・・
麻平まで行けば、そこからはだいぶ楽ですよ、きっと。

(エー!!!荷物下ろして休みましょうよぉぉぉ・・・泣き・・・・・心の声)

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ぬめぬめの赤い奴。

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麻平分岐
二合目。ゴールまであとちょっと

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休みたい休みたいとテレパシーを送っていたので、
ここで、小休止。だってきつい下りを2時間歩いたもん!!

残りの水を飲み干す。
13:45

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一合目通過
14:05

あと、ちょっと。

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惣滝分岐 14:10

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突然のつり橋。
それも立派な。

人工物の登場。
これは、ゴールが近い証拠。

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そして、ここで、ひとっ風呂コースへ。

頼むから、ここから近くであってくれ。
河原まで下げたりしないでくれぇぇぇ(心の叫び)

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お、良かった、そこだそこだ。

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源泉かけ流し。硫黄の湯の燕温泉「河原の湯」

たっぷりと汗をかき、ぐっしょりの服を脱ぎ、
乳白色の露天風呂に身を沈める。

あぁ、ここが終点だったらいいのに。
なんて思いながら・・・ここまでの長い山下りに思いをはせる。

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再び濡れたパンツとシャツと靴下を身にまとい、
サポーターを身につけ、肩に食い込むリュックを背負い歩き出す。

道は平たんになり、ここまできたら終わったようなものである。

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登山の始まりの燕温泉街に到着。
隊長は、丸ごとのトマトとスイカ。
隊員は、メロンジュースとスイカ。

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あぁ、生き返ります。

スイカ!サイコー!

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クルマに戻って無事を祝い、
登山靴をサンダルに履き替え、
サポーターを外し、クルマに乗って妙高温泉で一風呂浴びに行く。

うっかりタオルを車に忘れて、隊長に手ぬぐいを借りる。

コンビニにより、ノンアルコールビールで乾杯をし、
高速で、一路帰京。
大きな渋滞もなく、20時ころに赤羽に降ろしてもらいました。

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新潟酒どころで、おいしい日本酒を、とも思いましたが、
今回は海老せんべいと変わり柿のタネ。

次回は10月頭の3連休ですな。

5本指ソックスを買ってその履き心地を確認しておこう。


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青森ねぶた 2016

五所川原の翌日は、青森ねぶた。

明るいうちから会場近くに行きます。
駐車場もなくなっちゃいますし・・・。

明るいうちには出陣を待つ大型のねぶたを見たり、
食糧を買い出しに行ったり。場所取りしたり。

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暗くなって、いよいよ始まります。

賞をとったねぶたのライトアップ。

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満面の笑顔のハネトさん。

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学生たちの足元はスニーカー。

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チビちゃんたちもがんばります。

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今年のミス青森ねぶた

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裏方であり、わき役であり、主役でもあるお囃子。

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日本にはたくさんの財産がありますなぁ・・・。


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立佞武多・2016

今年も行ってきました。立佞武多。
青森の、五所川原の、夏の祭典です。

「でかさ」とはある種の説得力ですね。

でかい山。でかい樹。でかい岩。でかい像・・・
でかさが神格さにつながっていくんですね。

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でかさは強さにつながるんですかね。

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神=かなわないもの

ということか。

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でかい太鼓がでかい音を立てて
練り歩いていきます。
掛け声は「ヤッテマレ!ヤッテマレ!」

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今年お目見えの「出雲阿国」

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23mの大型立佞武多が並ぶ。

壮観!とはまさにこのこと。

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光の演出も重要。

昔はこうはいかなかっただろうなぁ・・・。

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茂本ヒデキチ展 2017@代官山

梅雨明け間近、小雨降る7月末
行ってきました代官山「茂本ヒデキチ展」

シゲさんと、奥さまが在廊していて出迎えてくれました。

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その技術力、画力、センス・・・
知っちゃぁいるけど、わかっているつもりでいるけど、
あらためて見ると、やっぱり毛穴がちょっと開きます。

今回は大小数十点のパネルにあらかじめ紙を張り、
この展覧会のために描き下ろし。
何点も描いて良いものをセレクトして額装・・・という手順を踏めないので、
習作を重ねた後は、えいやっ!の後に戻れぬ真剣勝負。

そんなことを想像するにつけ・・・
その画力に口があんぐりと開いてくるのです。

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男を描いて良し、女を描いて良し。
現代を描いて良し、時代を描いて良し。
止まって良し、動いて良し。

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こうなると、感心してばかりはおられずに、
あぁ、もっとジャンルごとに塊で、シリーズで、テーマごとに見て見たい!!
という欲望にかられてきます。

ミュージシャンたちのシリーズ。
NBAのレジェンド達のシリーズ。
空手家たちのシリーズ。
ダンサーたちのシリーズ。
幕末の志士達のシリーズ。
戦国武将たちのシリーズ。
躍動する馬たちのシリーズ。
運慶快慶シリーズ。
スーパーモデルシリーズ。
花鳥風雨月シリーズ。
・・・・

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色をもっと使った絵も、また見てみたい。
筆数をおさえた絵をもっと見てみたい。

何を描いても「茂本ヒデキチ」になるオリジナリティーを確立しているからこそ、
また、破壊と挑戦を繰り返して新しい境地に踏み込んでほしい。
そんな「卓越した技術の先にある凄み」に立ち会いたい。

グラウンドで活躍するヒーローにかってに
スタンドから声援を送る。・・・そんな感じのファン心理ですね。

久しぶりの代官山から、恵比寿までをてくてくと歩きながら
ちょっと嬉しい気分の帰路でした。

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