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地球が回ってる限り、宇宙が膨張し続ける限りHUNG TIME TIMES!

Tanima K/I

『 空冷 』

空冷のバイク、エンジン自体の造形美も
あるが、やはり車体全体の美しさは頭抜けている。

その中でも我らがCB750の直4も美しいですが
やっぱ、本場ヨーロッパ特にイタリア、イギリスの
空冷レーサー、販売車にはかなわない。

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*ぼくのCB750 RC42改 スペンサー・レプリカ。
  美しい。

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*ビンセント ブラックシャドー  アメリカ、日本ではコレで
  チョッパー作られてる方もいますがやはりノーマルの
  佇まいはオーラが違う。機会があれば是非観て頂きたい
  (ジェフ・デッカーのチョッパーの仕上がりも美しかったです)。
  造形以外でも吸い込まれるようなブラック・ペイント(ノーマル)、
  ため息が出ること必死。
  エンジンがフレームも兼ねるという発想は日本のメーカーも
  参考にさせてもらいましたね。
  その一番の完成形が故ジョン・ブリッテンのBritten V1000
   だったんではないでしょうか。
  このバードゲージフレーム(ドカも得意としています)は縦置き
  V型2気筒を最高に美しく見せます。
  リア・ショックすらエンジンで支えられている。

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*空冷直4の傑作 MVアグスタ750s SS(エッセエッセ)
 たるんだ餅のようなタンクの造形、1970年代のイタリアだからこその
 デザインですね。ぼくは1990年代東京環八のタイムトンネルで
 現物見てますが、ため息しか出ないくらい美しかったです。
 ココンチのバイクはファクトリー・オリジナルのカーブドマフラーだった。
 その後、福田モータースでマーニチューンも見ましたがオーラが
 全然違います(MVのメカニックであったマーニさんが
 会社消滅後、残ったパーツで作り続けたのがマーニMV)。


Today's bgm

B'z 稲葉浩志さんがアメリカ チャボ・エンジニアリング キムラ・シンヤさんに
依頼してMV750sを作品として仕上げたのが「blue-one」。
キムラ氏が仕上げた作品には一台一台に名前が付けられる。
依頼する方もすごいですが、歴史的名車を作品として仕上げてしまった
のもまた凄い。カーブドマフラー、わかってらっしゃる。
でも、この映像、ダサい・・。どうしようもなく・・、残念。

井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's