「これはいい装丁だ」と
カラダが反応して購入。
装丁家の端くれとして
20年ぶりくらいの高揚なぼく。
まるでマーク・ジェイコブズがデザインしたかのような
モノグラム(紋章)風。
それでいてキッチュ。
少しデザインしすぎが気になるけど
近年まれなブック・デザインです。
装丁は文藝春秋デザイン室 関口信介。
白く見えるのが通常の帯にあたる部分。
覗いてるモノグラム部分はハードカバー部分。
これも目からうろこ。
ちらりな感じがまた忍者に合ってる。
肝心な内容、万城目 学の筆になる忍者モノ。
あまり好きな作家ではなかったがこの作品は
実にいい。
植物系人間の登場する作品の多かった作家、
これまた植物系忍者がたまらなく滑稽で愉快。
秋の夜長に是非。堂々の746ページ。
文字ポイントの小さいのが、ちと辛い・・。
よき週末は読書で。
Today's bgm
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's