スタッフブログ

地球が回ってる限り、宇宙が膨張し続ける限りHUNG TIME TIMES!

Tanima K/I

『 連 覇 』

ぼくは車は断然スズキ派。

ジムニーも「23」で7代目。

そんなスズキの車を駆って(ワンオフのレーサーですが)
壮絶なレースに挑み続けている男がいます。

ザ・モンスターこと「モンスター田嶋伸博」。

毎年アメリカ独立記念日に、コロラド州で開催される
「パイクスピーク国際ヒルクライム・レース」。
頂上までの高低差1439m(スタート地点標高2800メートル!)。
コーナー156。未舗装と舗装のあるコース。

imgda44022azik3zj.jpeg
3,1リッター/V6ツインターボ。モンスターマシーンSX4。
上に行けば行くほど気圧の変化で性能は下がります。
1000馬力以上ある理由はそこにあります。

またどのあたりで本気のアタックを駆けるか(天候等に
よっても変わる)経験がモノをいいます。
溝のある専用タイヤはフィニッシュ時にはズルムケだそうです。

2010 6/27、パイクスピーク国際ヒルクライム・レース、
最高峰の改造無制限クラスで見事5連覇達成!。

http://www.youtube.com/watch?v=ba7MF0sod6c&feature=player_embedded

http://www.youtube.com/watch?v=OT58JkB5FVQ&NR=1

http://www.youtube.com/watch?v=ot0Sk2R0mfk&NR=1&feature=fvwp

http://www.youtube.com/watch?v=LPIzkoum_zo&feature=related


映像を見てください、コースから落ちかけるほどの
凄まじいドリフトターン。鳥肌がたちます。
モンスター田嶋のガンガン攻めの走り
一番かっこいい。世界一のドリフト、とくとごらんあれ。
一番、アクセル開けてるのもモンスター。

このコースにはセフティーガードなど存在しません。
テクニックと度胸と経験が重要なレース。
こんなレース、他には存在しません。

http://www.youtube.com/watch?v=pOs6WoDRcbU&feature=related

(1987年 ラリーレーサー アリ・バタネンの車載での
 パイクスピーク頂上付近。グループBよりすごいや。
 これよりモンスターは数段早い!!。

 ちなみにバタネンのこの車=プジョー205ターボ16は
 グルーブB&パリ・ダカール用に開発されたフルタイム4WDの
 スペシャル・マシーン。一般の205とはまったくの別モノ。
 当時のパワーは現在のモンスター田嶋のマシンの1/2。

 87,88年パリダカ連覇。87年、鳴り物入りでのパイクスピーク参戦。

 超一流のラリー関係者たちがプジョーの、いやフランスの威信を
 かけて作り上げたモノ。ちなみにこの時期、ラリー部門の
 総監督はあのジャン・トッドです。

 この車は「砂漠のライオン」と呼ばれたラリーカーの傑作車。)

今年60歳!。
ヒュンダイ(Red Bull)モンスターマシーンの
挑戦を受けて立ち、ぶっちぎりの勝利。

かっこいい!!。

このパイスピークはバイクからトレーラー、旧車、
サイドカー、バギー等さまざまなマシーンがチャレンジします。

モンスター田嶋さんの勇士、是非見てみたい!。
これからもまだまだ頑張ってほしいです。


追)モンスター田嶋の「モンスター」はピンクレディーの
  歌に由来しています。以外。
  MONSTER SPORT のスッテカー、無性に貼りたいデス。
  自身の世田谷ショップでお見かけしたことがあります。
  普通のオヤジさんです。どこにあんな溢れんばかりの
  情熱が隠されているんだろう。


井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's