今日も早朝元気に愛犬の柴「銀ちゃん」と散歩。
ぼくの横顔をチラチラ見ながら左前を歩く銀ちゃん。
ふと思う。
「何を考えてるんだろう?」
*
スティーヴン・キング原作 『クージョ』を思い出した。
(映画公開後、アメリカの新装カバー)
(1983年 いろんなデザインが・・それにしてもヒドイ)
コウモリに鼻を引っかかれ、狂犬病になって
やがて飼い主を襲う。
3流ホラー映画のような話ですが、そごはキング。
話が犬本人「クージョ」の視点で語られてゆく。
これがキングの筆力により、最後の最後まで
手に汗握る出来となっています。
やはり、映画より原作本の方が数段迫力あります。
それはスティーブン・キングの作品全てに
言えること。
他の作品についてもまたこんど。
*
そうそう、本題から少しソレました。
当時、ぼくは『クージョ』に影響を受け
なななんと、小説を書き始めたんです。はずかしい。
先に言っときますが、未完です。トホホホ。
舞台は東京世田谷の旧家。
主人公はその家猫の生んだ5匹のウチの一匹「エアー」。
この子(猫)を以上にかわいがって育てた
この家の一人娘。
やがてこの娘が大人になり、男にだまされ捨てられます。
彼女は嘆き悲しみ、自殺未遂へ。
それをずっと身じかで見ていた「エアー」は
その男を殺す事を自身に誓う。
あー、怖い!。というか、あーバカらしい。
コレじゃ化け猫の怪談話じゃないの??。
20年前に1ヶ月書き続けた100枚のレポート用紙、
カメオの処女小説『エアー』は未完であります。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's