先に触れた、幾三 vs マイケル。
歌(ここではバラード)にラップ(DJ)が絡む
スタイルをレゲエではヤード・スタイルといいます。
これがルーツですね。
ヒップホップのルーツはレゲエのDJ、ヤード・スタイルといえます。
ここで言うDJは音響セット(HI-FIセット)をリヤカーに乗せ
やりたいとこへ移動。
甘いラブソンクのソールミュージック、ラバーズ・ロック(レゲエ)の
レコードに間(あい)の手(これをDJという)を入れる。
これがヒップホップ=ラップのルーツ。
押さえておきたい音源、さー手に入るかな。
『Various Artists/DJ In Nah Yard Stylee』 (P-Vine)
★日本のレコード会社 P-Vine が1982年に出した
ヤード・スタイルのオムニバス。
元は英国スター・ライト・レーベルの12インチ・シングル。
希少ですよ。カバー・フォトは菊池 昇 氏。
ぼくがレゲエにのめり込み、後に『レゲエ・マガジン』の
ADを引き受けるきっかけとなったモノでもあります。
★この時、P-Vine で同時に発売された以下も
『Various Artists/This Is Lovers Rock Stylee』 (P-Vine)
『Various Artists/Reggae In Nah Disco Stylee』 (P-Vine)
歴史的にも大変価値のあるものです。
探してみてください。
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's