ぼくの後輩に北澤恵美子さんという
マリンバ奏者がいます。
彼女の連載、もうすぐTIMESで始まります。
自身のHPのスタートもあるので
大変でしょうが頑張って。
マリンバ親善大使!。
マリンバ、わかりやすく言えば
木琴のこと。
そう、小学生のとき、打たいていたモッキン。
まさにそれです。
ぼくが学生の頃よく聞いていたリスニング系ジャズ・グループに
MJQ(モダン・ジャズ・カルテット)があったんですが、
ここで使用されていたのは金琴。
金琴=ビブラフォン、またはバイブラフォン。
マリンバは木の音板の下に共鳴する筒がついています。
これはバイブラフォンも同じです。
木琴のルーツはアフリカ。
彼女は当然アフリカ音楽にも造詣が深いです。
アフリカのマリンバ=コギリ=バラフォンの演奏もされます。
彼女はバラフォンの名手カクラバ・ロビ氏に師事。
ロビさんの壮絶テクニックの演奏は必聴です!。
シンセサイザーとも思えるくらい、不思議で
魅力的な音です。興味ある方は是非。
『カクラバ・ロビ/ライブ~アフリカン・パーカッションの至宝』
バラフォンのバラフォはアフリカの言葉で
『輪になる』なんて言う意味があるらしい。なんてことを
ミュージック・マガジン時代に中村とうよう師から習ったような・・。
このあたりも連載で解説されるでしょう。
このバラフォン、木製の各音板の下にひょうたんがぶら下がっています。
そのひょうたんに穴があいていて、クモの糸の膜が貼ってあります。
この膜が共鳴してビリビリ音が出るんです。
この譜面で書けない音がこの楽器の魅力です。
このひょうたんも写真のように大小あるんで木板がこのように
反る姿をバラフォと言うんだったかな、恵美子さん?
後の訂正、解説よろしくね。
今度のコンサートに共演される楽器、親指ピアノも
はじく弦に輪っかが付いていて、これも共鳴してビリビリ
音が出ます。これまた楽譜に書けない魅力的な音です。
興味のある方は是非ともコンサートで体感/体聴してみてください。
楽しみです。連載。
楽しみです。コンサート。
*彼女はマリンバ教室を神田神保町でやられています。
2010.05.21 FRI.
井上亀夫 kameo a.k.a. prince of fool's