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Tanima K/I

気になる人....... RESEARCHデザイナー『小林節正』

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1985年よりシューズデザイナー・フリーランスとして活躍。
この時代に歴史的名作アンダーカーバーの
ジャックパーセル似、オデコ文字入りスニーカー作成に参加。
1993年シューズブランド『SEtt』と『GENERAL RESEARCH』(以下GR)
をスタート。
毎シーズン、次々と革新的な作品群を発表。
SEttのバイカーズシューズ、GRのトート、シャツ等ぼくの宝物に
なってるもの多いです。
パラサイト・コレクション、イクイップメント・バッグ・コレクション等
傑作を次々と生み出して来ました。
現在『....... RESEARCH』代表。
MOUNTAIN,HUNTING JACKET.NAVAL..NEWS BOY.RIDING,PRISONER等
カテゴリー分けされたコレクションを発表されています。
中には?なカテゴリーもありますが、目のつけどころ、過去の自身のデザインの
発展型の展開等なかなかファン真理をくすぐる魅力的な展開をされています。
中でもMOUNTAIN RESEARCHは自身の趣味でもあるアウトドアが遺憾なく
取り入れられ、本家のアウトドア屋さん顔負けの商品展開(服以外にイス、
コッヘル、ロウソクまであります)。
また自然素材へのこだわり、過去の名品の研究等は半端じゃないです。

RIDING EQUIPMENT RESEARCHではGR時代の名作の発展型の
モトパン・パンツが偉才を放っています。

まさに、今後も目のはなせないデザイナーです。

ぼくは日本のカール・ラガーフェルドと思っています。
カールはストリートファッションをエレガントに表現する天才ですが
小林節正氏はアウトドア/バイカー・ウェアをエレガントに
表現する天才。ダブります。
カールのクロームハーツファッションはいただけませんが
シャネルで発表された黒ずくめのカフェレーサースタイルのバイクは凄かった。
小林氏のパラサイト/イクイップメント(まさに自身の過去の融合)・フィッシング・
ベストなどまさに「今」です。目が放せません。
小林さん、ハーレー(XR)、今も乗られていますか?。
話それましたが、お二方、このように志向はちがいますが同じ臭いがします。

青葉台ショップ隣で展開されている『勝てば牛一匹』メッセージショップから
『COW BOOKS』本屋さんへの展開等からも目が離せません。
1995~7年頃の『GR』の『羊達の沈黙』の独房イメージの店内デザイン。
『勝てば牛一匹』の店内を証券所のように回るメッセージネオンと
フェイク冷蔵庫のフェイク牛モモ肉(原寸大)のある店内デザインは、
あまりにも斬新で革新的で今でも鮮明に記憶にのこっております。

小林節正氏 1961年生まれ。
http://www.sett.co.jp/

2010.04.24


井上亀夫  kameo a.k.a. prince of fool's